ゲスの玉座/Throne of Geth
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アーティファクトを生け贄に捧げることによって増殖を行えるアーティファクト。
2マナと軽く、生け贄に捧げるアーティファクトがなかったとしても自身を生け贄にすれば増殖を行えるので、使い勝手は悪くない。使うならやはりアーティファクトがある程度多く、カウンターを多用できるデッキが適しているだろう。
モダンではアーティファクトと各種カウンターを用いる鱗親和で採用される。+1/+1カウンターの増殖による強化はもちろん、墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusが与えた毒カウンターや-1/-1カウンターを増殖することも。
レガシーでは1マナのカードを多用するデッキで虚空の杯/Chalice of the Void対策として採用されることがある。X=1で唱えられた虚空の杯の蓄積カウンターを強制的に2個へ増やすことで、戦場に出ている全ての虚空の杯をほぼ無力化するだけでなく、後続の虚空の杯もX=1では唱えられなくなる。デッキ構築次第では相手の動きだけ強く制限されるようになることも。このテクニックがマジック25周年記念プロツアーで広く知られるようになると、以後シングルカード価格が急上昇した。[1]
参考
- ↑ 青黒死の影(レガシー)(岩SHOWの「デイリー・デッキ」 2018年8月9日 岩SHOW著)
- ゲス/Geth(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ファイレクシア陣営 - アンコモン
- カード個別評価:ダブルマスターズ - アンコモン