戦墓の隊長/Diregraf Captain
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青黒のゾンビのロード。自身は接死を持ち、他のゾンビが死亡したときに対戦相手のライフを1点失わせる。過去のカードでは復讐に燃えた死者/Vengeful Deadに似ている。
全体強化に加えてライフロス付きとかなり攻撃的。まずこれを除去してからでなければ、全体除去も気軽に撃てなくなる。一方で自身が持つ接死は、戦闘にあまり参加させたくないロードとはあまりかみ合わない能力なのが少々残念か。狼狩りの矢筒/Wolfhunter's Quiver辺りがあれば盤面を制圧できなくもないが。
関連カード
サイクル
闇の隆盛の多色ロードのサイクル。人間以外の主要クリーチャー・タイプに1枚ずつ存在する。いずれもアンコモンで3マナ2/2。狼男のロードである常なる狼/Immerwolf以外は「隊長」の名を冠し、兵士のクリーチャー・タイプを持つ。
- ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain
- 戦墓の隊長/Diregraf Captain
- 流城の隊長/Stromkirk Captain
- 常なる狼/Immerwolf
イニストラードから闇の隆盛の時間経過により怪物の力が増していることを表現したサイクルである。アンコモンなのはリミテッドでのタイプ的デッキ促進を兼ねている。(→Dark Shadows, Part 1/暗き影 その1参照)
Sam Stoddardは後にこのサイクルについて、リミテッドで「カードパワーが高すぎて『ピックできれば勝ち』になってしまう」「どのクリーチャー・タイプでも似たような戦略になってしまい、各クリーチャー・タイプの個性が表現されない」という問題点があったと指摘している。(Revisiting Tribal/部族再訪)