モグの偏執狂/Mogg Maniac

提供：MTG Wiki

赤らしからぬ、ダメージを反射させるゴブリン。これが戦場に出ていると、回避能力を持たない大型クリーチャーは非常に攻撃しづらくなる。

「反射」といっても、これに与えられたダメージの発生源のコントローラーが誰かに関係なく、対戦相手かプレインズウォーカーに飛ばせるのが素晴らしい。これを利用して、こちらが使った地震/Earthquakeの対戦相手へのダメージを2倍にする、というような使われ方も頻繁にされていた。

ラースの灼熱洞/Furnace of Rathがあると効率がぐんと上がる。これに与えられるダメージがまず倍加、「反射」される時に更に倍になるため、通常の4倍ダメージになるのだ。上述の地震の場合、対戦相手へ直接2倍のダメージ、更に「反射」で4倍のダメージが与えられ、計6倍ダメージとなる。X=4で対戦相手は即死である。

• スカークの炎の司令官/Skirk Fire Marshalと相性が良い。これ自身がゴブリンであるため起動コストの手助けになり、さらに能力を起動すれば一撃で対戦相手に20点ダメージである。

類似カード

特記しない限りクリーチャー。そのターン中のダメージのみ反射するカードはダメージ反射/Reflect Damageの項を参照。

クリーチャーには反射できないもの

• 魂の壁/Wall of Souls - (1)(黒)0/4防衛。戦闘ダメージでしか誘発せず、ダメージでなくライフロス。（ストロングホールド）
  • 完全無欠の魂/Souls of the Faultless - (白)(黒)(黒)0/4防衛。ライフロスがドレインになった魂の壁。攻撃プレイヤーのライフしか削れない。（ギルドパクト）
• ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll - (5)0/1破壊不能のアーティファクト・クリーチャー。戦場に出る際に選んだプレイヤーにのみ反射する。タップ能力で自身に1点ダメージを与えられる。（基本セット2013）
• 真火の隊長/Truefire Captain -(赤)(赤)(白)(白)4/3教導。プレインズウォーカーは反射の対象に出来ない。（ラヴニカのギルド）
• 炎の職工、チャンドラ/Chandra, Fire Artisan - (2)(赤)(赤)プレインズウォーカーの誘発型能力。ダメージ数は減った忠誠度の数だけ。（灯争大戦）
• 悪意スリヴァー/Spiteful Sliver - (2)(赤)2/2のスリヴァー版。（モダンホライゾン）
• 悪意の魔神/Archfiend of Spite - (5)(黒)(黒)6/6飛行マッドネス。対戦相手のコントロールする発生源のダメージのみ反射。ダメージではなくライフロスで、反射先は同数のパーマネントを生け贄に捧げて回避可能。（統率者2019）
• 無作法な挑発者/Brash Taunter - (4)(赤)1/1破壊不能。プレインズウォーカーは反射の対象に出来ない。タップ能力で他のクリーチャーと格闘できる。（基本セット2021）

クリーチャーにも反射できるもの

• 怨馬/Spitemare - (2)(赤/白)(赤/白)3/3。（イーブンタイド）
• ボロスの反攻者/Boros Reckoner - (赤/白)(赤/白)(赤/白)3/3。（ギルド門侵犯）
• 猛火の太陽鋼/Blazing Sunsteel - (1)(赤)の装備品。装備者がダメージを受けたときの誘発型能力。装備(4)。（統率者レジェンズ）
• 溶岩の打撃手/Magma Pummeler - (X)(赤)(赤)X/X。ウギンの召喚体/Ugin's Conjurantの能力を持つ。ダメージ数はこれの上から取り除かれた+1/+1カウンター数だけ。（イニストラード：真紅の契り）
• 不機嫌な一匹狼/Ill-Tempered Loner - (2)(赤)(赤)3/3日暮。第2面ではあなたの他のパーマネントへのダメージも反射する。（イニストラード：真紅の契り）
• 怒れるレッド・ドラゴン/Wrathful Red Dragon - (3)(赤)(赤)5/5飛行のドラゴン。あなたのドラゴンが受けたダメージを反射するが、ドラゴンを反射の対象にできない。（統率者レジェンズ：バルダーズ・ゲートの戦い）
• ファイレクシアの立証者/Phyrexian Vindicator - (白)(白)(白)(白)飛行。受けるダメージをすべて軽減し、軽減した量のダメージを反射。（ファイレクシア：完全なる統一）

参考

• モグ/Mogg（背景世界/ストーリー用語)
• カード個別評価：ストロングホールド - アンコモン
• カード個別評価：Tempest Remastered - アンコモン