聖域の番人/Sanctuary Warden
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クリーチャー — 天使(Angel) 兵士(Soldier)
飛行
聖域の番人は、盾(shield)カウンター2個が置かれた状態で戦場に出る。
聖域の番人が戦場に出るか攻撃するたび、あなたがコントロールしているクリーチャーやプレインズウォーカーのうち1体の上からカウンター1個を取り除いてもよい。そうしたなら、カード1枚を引き、緑白の1/1の市民(Citizen)クリーチャー・トークン1体を生成する。
盾カウンターを2つ持って戦場に出る天使・兵士。ETBと攻撃誘発能力でカウンターを外し、ドローとトークンの生成ができる。
6マナ5/5フライヤーの時点で戦力としては十分。2回まで破壊やダメージを防ぎ、誘発能力まで利用できればアドバンテージを更に稼げる。自身から取り除くことも可能なので、除去耐性は落ちるが単独で2回まで誘発させられる。他のカウンターを採用するデッキならばより応用が利くように。自分のクリーチャーやプレインズウォーカーに乗っているカウンターであれば何によって置かれたかは問わず、カウンターの種類も選ばないため蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosiveのようなデメリットを与えるカウンターを乗せられていた場合、それを解除しつつカード・アドバンテージとボード・アドバンテージに繋げることもできる。もちろん、忠誠カウンターを取り除くのも適正。
ローテーション前のスタンダードでは消失の詩句/Vanishing Verseを筆頭とする追放除去が多数存在したため目立った活躍は見せなかった。一方で、ローテーション後は環境に追放除去が少ないこともあり、報復招来/Invoke Justiceと併用される形で白コントロールやリアニメイトを中心に採用される。報復招来で載せた+1/+1カウンターもアドバンテージに変えられる他、環境を定義するヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilに対してトークン生成が有効であることも見逃せない。マルドゥ・ミッドレンジや白単ミッドレンジにも採用される。