血の手の炎/Flames of the Blood Hand
提供:MTG Wiki
Flames of the Blood Hand / 血の手の炎 (2)(赤)
インスタント
インスタント
プレイヤーやプレインズウォーカーのうち1つを対象とする。血の手の炎はそれに4点のダメージを与える。そのダメージは軽減されない。このターン、そのプレイヤーやそのプレインズウォーカーのコントローラーがライフを得るなら、そのプレイヤーは代わりに1点のライフも得ない。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「そのプレイヤーが」は「そのプレイヤーやそのプレインズウォーカーのコントローラーが」に読み替えてください。
溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge以上に強力な火力として注目されたカード。3マナで軽減されず4点与えられるため威力も十分で、しかもライフ回復を阻止できる。バーンが必要としていた機能を全部持ち合わせている感じである。
これに対応してライフを得ることはできるので、逆に対戦相手がライフを得ようとした時に対応して唱えるのが理想的。2点以上のライフ回復に対して使えば、かのボール・ライトニング/Ball Lightning以上の高効率本体火力であると考えることもできる。また赤の防御円/Circle of Protection: Redや物語の円/Story Circleなどの防御手段も突破できる。
次のラヴニカ・ブロックで登場した黒焦げ/Charの方が汎用性が高いため広く使われたが、ロクソドンの教主/Loxodon Hierarchや信仰の足枷/Faith's Fettersなどの優秀なライフ回復手段が存在したこともあり、こちらもスタンダードでは赤系の多くのデッキで(主にサイドボードに)よく採用された。
- 稲妻のらせん/Lightning Helixとはある意味ライバル的な関係である。
- 後のギルド門侵犯に下位種的な頭蓋割り/Skullcrackが登場。そちらは、2マナ3点と効率に優れるが、阻止される範囲が全体なので自分やチームメイトの妨害にもなり一長一短である。
- その他、同様のライフ回復を阻止するカードについては絶望の荒野/Forsaken Wastesを参照のこと。
- ドミナリアでプレインズウォーカーへのダメージの移し替えルールが廃止された際、他の多くの本体火力と同様にプレインズウォーカーも対象にできるようオラクルが更新された。しかし「このターン、そのプレイヤーがライフを得るなら(If that player would gain life this turn)」という表記はそのままであり、プレインズウォーカーを対象にした場合に回復を防げるかが曖昧な表現になっていた。
脚注
参考
- Flames of the Blood Hand (Feature 2005年6月1日 Adrian Sullivan著)
- カード個別評価:神河謀叛 - アンコモン