ゲルダ・アーゲスドッター/Gerda Äagesdotter
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見えざる者の大魔道師、ゲルダ・アーゲスドッター/Gerda Äagesdotter, Archmage of the Unseenはアイスエイジ・ブロックの登場人物。
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解説
氷河期から”雪解けの時”/The Thawの見えざる者の学び舎/School of the Unseenの魔女。学び舎ではジョダー/Jodahに次ぐ第二位の地位にある。
自尊心が強い、美しい女性で、雪のように白い髪を背中まで伸ばし、青と白または青のローブを着ている。見えざる者の大魔道師/Magus of the Unseenのイラストが彼女だと思われる(ただし、小説はかなりあとになって執筆されたものであるため、イラストを元にしてキャラクターの容姿を設定した可能性もある)。
キイェルドー/Kjeldorの王室魔道士グスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotterはいとこである。
The Eternal Ice
学び舎の長の地位を切望しているが、不死の大魔道師ジョダーがいる限り永遠にその座は手に入らない。そこでリム=ドゥール/Lim-Dulと共謀してジョダーを見えざる者の学び舎から排斥し、見えざる者の”暫定”大魔道師に収まる。だがヤヤ・バラード/Jaya Ballardによってトレッサーホーン/Tresserhornからジョダーが救出されると、元通りの「学び舎内では最強から”2番目の”魔道士」に戻った。
The Shattered Alliance
ゲルダの背信行為に対して、ジョダーは学び舎からの追放や降格などの罰を課さなかった。それは単に“敵はごく身近に置く方が良い。そこならよく監視できるから”に過ぎないと彼女は考えている。不承不承ながらジョダーへ絶対的な服従を続けざるを得なくなり、それまで以上に彼女には屈辱的で忍従の日々となったようだ。
だが、裏切りの代償はそれだけでは済まなかった。リム=ドゥールとの取引でかつてトレッサーホーンにあった底なしの奈落/Bottomless Pitは学び舎の地下へと移されていた。そこから無尽蔵に湧き出る黒マナに学び舎は徐々に飲み込まれつつあり、氷河期終焉から20年後、大量の黒マナに引き寄せられて集まって来たファイレクシアの戦闘獣の群れによる攻撃、それに続くジョダーとメアシル/Mairsil(リム=ドゥール)の対決でラト=ナム島の学び舎は破壊されてしまう。
その後、ジョダーから長の地位を引継いだゲルダは、学び舎の生き残りと共に新アルガイヴ/New Argiveへと旅立った。新時代を迎えたテリシア/Terisiareで新たな魔法組織の礎を築いたのだろうか。
登場
登場カード
- アイスエイジ(フレイバー・テキスト)
- Elemental Augury、Illusionary Forces、Illusionary Wall、Ray of Erasure、Reality Twist、Shyft、Spectral Shield
- アライアンス(フレイバー・テキスト)
- Awesome Presence、骨投げ/Casting of Bones、Energy Arc、Fatal Lore、ラト=ナムの遺産/Lat-Nam's Legacy、Phyrexian Boon、Sol Grail
関連カード
登場作品
訳語
「Gerda Äagesdotter, Archmage of the Unseen」はコールドスナップのテーマデッキにおいて、アライアンスのラト=ナムの遺産/Lat-Nam's Legacyと骨投げ/Casting of Bonesが日本語化され、初めて「見えざる者の大魔道師、ゲルダ・アーゲスドッター」と訳された。
和訳では「見えざる者の大魔道師」の称号を持つが、原語は「Archmage」であって「Magus」ではない。カードの見えざる者の大魔道師/Magus of the Unseenと混同無いように。また、「Archmage」はこれまでに「大魔道士」と和訳された例がある(→ヴィダルケンの大魔道士/Vedalken Archmage)。