ステンシアの蜂起/Stensia Uprising
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エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、赤の1/1の人間(Human)クリーチャー・トークン1体を生成する。その後、あなたがちょうど13個のパーマネントをコントロールしていたなら、あなたはステンシアの蜂起を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに7点のダメージを与える。
吸血鬼の犠牲となってきたステンシアの領民の蜂起を描いたカード。自分の終了ステップごとに人間クリーチャー・トークンを1体生成し、その後条件を満たしていると任意の対象に7点ものダメージを与えられる。
7点のダメージはクリーチャーならばサイズ可変のものや不浄なる密集軍/Unhallowed Phalanxなど極端にタフネスの多いものを除いて大体焼き殺せるし、プレインズウォーカーにもほぼ確定除去として使える。プレイヤーへの最後の一撃にも使えて十分インパクトがある。
火力を放つのに必要なパーマネントが13個というのは多く感じるが、これ自体が4マナで戦場に出したターンに人間トークンが生成されるので、通常は土地4枚とこれ、そしてトークンで合計6個はパーマネントをコントロールできていることになる。他にゾンビや人間などのトークンをばらまくカードと組み合わせると案外容易に達成できる。ただしちょうど13個である必要があるので、数を微調整できるサクり台も併用したい。また、使えるタイミングは終了ステップにトークンが生成された後のみなので、これ自体を破壊されるのは仕方ないとして、不意のタイミングでパーマネントを複数一度に除去されて計算を狂わされないように注意。
なお、13個のパーマネントをコントロールしていても生け贄に捧げるかは任意なので、継続的なトークン生成装置としても有用。特にリミテッドではトークン生成をメインにして戦線を構築したり対戦相手の攻撃をしのいだりしつつ、火力の方はタイミングが合えばフィニッシャーを除去したり本体にとどめを叩き込むオプションという用法になる。
- イニストラード:真紅の契り事前情報で提示されていた「その後、あなたがちょうど13個のパーマネントをコントロールしていたなら」をルール文章に含むカード。
- 誘発型能力は再帰誘発型能力を含む。終了ステップ毎に対象を選ぶことはなく、ステンシアの蜂起を生け贄に捧げたとき新たに能力が誘発し解決後にスタックに置きダメージを与える対象を選ぶ。対戦相手はダメージを与える対象を知ってから対応して行動できる。