才気ある霊基体/Gifted Aetherborn
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高い性能をもつ黒のウィニー。吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawkから飛行を取り除いたら1マナ軽くなった。
回避能力を失ったためすれ違いのダメージレースを仕掛けるには向かなくなったが、1ターン早く戦場に出られるため対ビートダウン性能は更に向上している。接死のおかげで終盤に引いても比較的腐りにくい。強いて言えばダブルシンボルであることが弱点だが、構築はもちろんのこと、リミテッドでも黒をメインに据えたデッキなら問題なく採用できるだろう。
登場時のスタンダードでは黒緑ビートダウンで採用された。ローテーション後も黒単機体や白黒吸血鬼などのビートダウンデッキから、青黒コントロールなどのサイドボードまで、幅広いデッキで活躍している。環境で勢力を維持している赤系のアグロへのアンチカードとして評価が高い。
パイオニアでは傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlordでまとめた吸血鬼アグロにおける主力としての立ち位置を確立しており、フォーマット制定初期より活躍がみられる。
モダン以下のフォーマットでも黒単色デッキでの採用例が散見される。
- フレイバー・テキストや能力をみる限り、”才気”とは一部の霊基体が持っている、他人の生命力を吸収して自らの寿命を延ばす稀な能力のことを指しているようだ。
- ストーリー上の重要人物であるヤヘンニ/Yahenniも同様の能力を持っており、不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisanではこのカードとは違った方法でこの能力が表現されている。
- 両カードをみる限り、吸命能力を持つ霊基体はゲーム上は吸血鬼扱いされるらしい。おかげでスタンダードで共存するイニストラードを覆う影ブロックやイクサラン・ブロックの部族テーマの恩恵を受けられる。