暴走するヌー/Stampeding Wildebeests
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Stampeding Wildebeests / 暴走するヌー (2)(緑)(緑)
クリーチャー — アンテロープ(Antelope) ビースト(Beast)
クリーチャー — アンテロープ(Antelope) ビースト(Beast)
トランプル(攻撃しているこのクリーチャーは余剰の戦闘ダメージをそれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに与えることができる。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたがコントロールする緑のクリーチャーを1体、オーナーの手札に戻す。
アップキープ・コストとして緑のクリーチャー1体を戻すことを要求するトランプル持ちの大型クリーチャー。他に緑のクリーチャーをコントロールしていなければ、通常は自身を戻さなければいけない。
単純にマナ・コスト対性能を見ても優秀なクリーチャーである。花の壁/Wall of Blossomsや根の壁/Wall of Rootsなどと組み合わせることで、デメリットのはずのアップキープ・コストもメリットになりうる。
花の壁との組み合わせによる毎ターン追加のドローが強力。また、当時のルールでは戻すクリーチャーは誘発した能力がリンボに置かれる際に選んでいたため、1体の緑クリーチャーで複数体の暴走するヌーを維持することが可能だったのも、このカードの強さの一端だった(現在は能力の解決時に戻すクリーチャーを選ぶので不可)。
- 上記のシナジーを軸にしたステューピッドグリーンというデッキも存在した。Magic Online上で販売されたウェザーライトのテーマデッキ、Gate Crusherや第10版のモリモの力/Molimo's Mightでも利用されている。
- この能力は対象を取らないため、被覆持ちのクリーチャーを戻すことも可能。
- 神河救済にて、これの同型再版である暴走する氈鹿/Stampeding Serowを含む、このカードを基としたアップキープ・コストを持つクリーチャーのサイクルが登場した。
- ビジョンズ初出時はヌー/Wildebeest(s)という特有のクリーチャー・タイプを持っていたが、Magic Onlineでのビジョンズのリリースに伴う2006年1月のオラクル変更でビーストに変更された。その結果、上記の暴走する氈鹿/Stampeding Serowはサブタイプまで同じ同型再版となった。その後2007年9月サブタイプ変更により、そろってアンテロープのタイプを獲得した。
- このカードの流れを汲んだ咆哮するプリマドックス/Roaring Primadoxが基本セット2013に登場。単体の性能では劣っているものの、手札に戻すクリーチャーの色を選ばず、シングルシンボルとなっている。
- 花の壁/Wall of Blossomsの立ち位置にエルフの幻想家/Elvish Visionaryが存在するなど、相棒にも不足は無い。