思案/Ponder
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キャントリップつきライブラリー操作呪文。先触れ/Portentのファスト・トリップ版だが、「対戦相手のライブラリーを見てデッキ内容を推察する」という使い方はできなくなった。
対戦相手のターンにマナを残しておけないのは先触れ同様にマイナス点である。しかし、同じく1マナソーサリードローである手練/Sleight of Handや血清の幻視/Serum Visionsなどは、多くのデッキに使われた実績がある。それぞれ一長一短ではあるが、見られるカードの枚数は最大で4枚と3者の中で最も多く、1マナのドロー呪文としては優秀。
選択肢のある1マナドロー呪文ということでゼロックス型のデッキに適しているが、使い勝手がよいためその他のコントロールデッキやコンボデッキでも使われることは多い。また基本セット2012での再録時は、秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsや奇跡などのライブラリー操作とシナジーを持つカードが環境に存在したため、スタンダードでは大いに活躍した。
また、レガシーの青緑スレッショルドでは、墓地を肥やせる軽量ドローというだけでなく、ソーサリーなのでタルモゴイフ/Tarmogoyfを大きくしやすくなるという利点も評価され非常によく採用されている。 青白奇跡や全知実物提示教育などのコントロールデッキやコンボデッキなどでも素早く手札を整えるために頻繁に使われており、レガシーの青を含むデッキにおいては渦まく知識/Brainstormや意志の力/Force of Willなどに次ぐ、もしくはそれらに並ぶ採用率を誇っている。
2008年6月20日より、ヴィンテージで渦まく知識/Brainstormと共に制限カードに指定される。2011年10月1日より、モダンではコンボデッキを弱体化させるため、エクステンデッドでは過去3年間のスタンダードやエクステンデッドでよく使われたカードを規制するという方針により、それぞれで定業/Preordainと共に禁止カードに指定された。(参考/翻訳)