欠色
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欠色/Devoid | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | 戦乱のゼンディカー・ブロック |
CR | CR:702.114 |
欠色(けっしょく)/Devoidは、戦乱のゼンディカーで登場したキーワード能力。これは常在型能力(特性定義能力)である。
定義
欠色/Devoidは、「このオブジェクトは無色である。」を意味する。
解説
戦乱のゼンディカー・ブロックのエルドラージ・クリーチャー、もしくはエルドラージ/Eldraziらしさを感じさせる呪文が持つ能力である。いずれもマナ・コストに色マナを含むが、欠色により無色になっている。
単体では意味のない能力だが、戦乱のゼンディカー・ブロックには無色であることを参照するカードが多数収録されており、それらとのシナジーを持つ。特定の色であることを参照するカード、あるいは有色・単色・多色であることを参照するカードに引っかからないのは、メリットにもデメリットにもなり得る。
ルール
- この能力は特性定義能力であるため、すべての領域で有効である。
- 「領域」でない「ゲームの外部」にあっても有効である。
- 何らかの方法で欠色を失っても、そのオブジェクトは無色である(種類別や特性定義能力のルールによる)。また、色を持ったとしても、欠色能力自体は失われない。
- 欠色による色を変更する効果は種類別の第5種であるため、欠色を持つオブジェクトに対して欠色を失わせる効果(種類別の第6種)が働いたとしても、色の変更はそれよりも先に適用される。よってそのオブジェクトは結局無色ということになる。
- 幽霊火/Ghostfireも参照。
その他
- 欠色呪文専用の土地である廃集落/Corrupted Crossroadsが存在する。
- 欠色を持つカードは、カード上部以外が透明になった特別なカード枠が使用されている。カード上部はマナ・コストに対応する色と同じ枠であり、面晶体/Hedronの模様が描かれている(カード画像)。
- 幽霊火などの過去の無色カードのように全体を透明にしなかった理由は、ブースター・ドラフトなどにおいてマナ・コストの色を誤解するミスが起こりやすかったため。(参考/翻訳)
- 「エルドラージらしい」ものだけが欠色を持つことになっている。条件は以下のルールに当てはまること。(参考/翻訳)
- クリーチャーならば、エルドラージのクリーチャー・タイプを持つ
- 何かを追放できる(嚥下持ち、塵への崩壊/Crumble to Dustなど)
- 末裔・トークンを生み出せる(希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope、墓の出産/Grave Birthingなど)
- 何らかの形で無色のものを助けられる(破滅を導くもの/Ruination Guide、溶鉄の生育場/Molten Nurseryなど)
- 対戦相手がオーナーである、追放領域のカードを使うことができる(昇華者、昇華者の突撃/Processor Assaultなど)
- 侵略的に感じられる(音無く飛ぶもの/Silent Skimmer、敵対/Turn Againstなど)
- どの色にも存在するが、黒に最も多く、次いで青、赤、緑の順となっている。白には戦乱のゼンディカーでは存在せず、ゲートウォッチの誓いでも変位エルドラージ/Eldrazi Displacer1枚のみとなっている。