静寂をもたらすもの/Hushbringer

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2019年12月27日 (金) 17:01時点におけるY-Y (トーク | 投稿記録)による版
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Hushbringer / 静寂をもたらすもの (1)(白)
クリーチャー — フェアリー(Faerie)

飛行、絆魂
クリーチャーが戦場に出るか死亡することによっては、能力は誘発しない。

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クリーチャー戦場に出ることと死亡することでは誘発型能力誘発しなくなるフェアリー

倦怠の宝珠/Torpor Orbクリーチャー化亜種だが、スタンダードで入れ替わりになるトカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guardと比較すると、同じマナ・コストタフネスが低くなっているのは少々辛い。一方で飛行絆魂を持つため、膠着した盤面においてダメージレースを有利に進めることが出来る。

最大のセールスポイントである死亡誘発の防止は初の効果置換効果による墓地対策などと違って再利用の可能性を残してしまうため、抑止力としては少々劣るものの、こちらが墓地回収を行える場合で、どのプレイヤーコントロールするクリーチャーが死亡しても誘発するタイプの能力を防止したい場合には勝るといえる。

この二つの誘発防止能力を併せ持っていることで、対策カードとしての性能はかなり高いと言える。その反面、意図せずこちらの首を絞めてしまう可能性も上がっているため構築段階で注意が必要。リミテッドでは黒緑食物デッキ青赤の「ターン中2枚目のドロー」デッキに対してETB能力の防止が刺さる場面もあり、更に2マナ1/2飛行・絆魂という基礎スペックがそこそこ優秀であるため、よほどこちら側に影響を受けるカードが多くない限りは採用してもいいだろう。

登場時のスタンダードではサイズも相まって死後に対してのアンチカード性能が特に高い。他、災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva大釜の使い魔/Cauldron Familiar、各種騎兵サイクルなどに有効であるため、ジェスカイ・ファイアーズサクリファイス系デッキへの対策として、騎士デッキや白ウィニーなどに採用されている。パイオニアモダンでも緑白呪禁などのオーラ系デッキに採用され、こちらでは飛行と絆魂を持つことも有効活用されている。

ルール

  • 誘発型能力は「~~とき/When」「~~たび/Whenever」と書かれている能力のことである。
    • 「その上に+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る」「それが戦場に出るに際し、○○する」「それが死亡する場合、代わりに追放する」などは置換効果であり、影響を受けない。
  • 誘発型能力の誘発条件にクリーチャーと書かれていなくても、それはクリーチャーが戦場に出たり死亡したりすることでは誘発しない。たとえば、「アーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび」に誘発する能力は、アーティファクト・クリーチャーが死亡しても誘発しない。
  • 誘発型能力が誘発するかしないかを判定するためには、各パーマネントの情報をそれが戦場に出た後や、死亡する直前にそれに適用される継続的効果も考慮した上で見る。たとえば、クリーチャーになった土地が死亡したなら、それが死亡したときに誘発する能力は誘発しない。
  • 静寂をもたらすものと同時にクリーチャーが戦場に出たり死亡したりすることによって、能力は誘発しない。 これには、静寂をもたらすもの自身が戦場に出たり死亡したりすることも含む。
    • 「いずれかの領域から(オブジェクト)が墓地に置かれるたび」という誘発型能力は特殊な扱いをすることに注意。静寂をもたらすものが戦場にあるうちはそれらの能力も誘発しないが、静寂をもたらすものが死亡したり、それと同時に死亡したクリーチャーについては、その能力は誘発する(領域変更誘発)。
  • クリーチャーが死亡するという結果を引き起こすイベントによって誘発する能力は誘発する。たとえば、「あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび」に誘発する能力は誘発する。
  • カードが領域を離れることによって誘発する能力(たとえば、厳格な者、コンラッド卿/Syr Konrad, the Grimの能力)は、そのカードが以前の領域を離れてクリーチャーとして戦場に出るのであれば、誘発しない。
  • クリーチャーが「戦場を離れたとき」に誘発する能力は、そのクリーチャーが死亡したことによって戦場を離れたなら、誘発しない。

参考

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