勇敢な守護者、アジャニ/Ajani, Valiant Protector

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Ajani, Valiant Protector / 勇敢な守護者、アジャニ (4)(緑)(白)
伝説のプレインズウォーカー — アジャニ(Ajani)

[+2]:クリーチャー最大1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
[+1]:クリーチャー・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開する。そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
[-11]:クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xはあなたのライフ総量に等しい。ターン終了時まで、そのクリーチャーはトランプルを得る。

4

プレインズウォーカーデッキの新録カードである、7枚目のアジャニ単体強化クリーチャーサーチ、クリーチャーのフィニッシャー化の3つの忠誠度能力を持つ。

+2能力
+1/+1カウンターを2個置く恒久的な単体強化。群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Prideの+1能力をちょうど2倍にした効果サイズの伸びが大きく、適当なクリーチャーに使い続けるだけで大型クリーチャーに育てることができる。二段攻撃持ちは勿論のこと、歩行バリスタ/Walking Ballistaのような+1/+1カウンターを扱うカードとも相性がよい。
  • 対象を取らずに能力起動することも適正である。こちらも群れの統率者アジャニと同じ。
+1能力
クリーチャー・カードが出るまでライブラリーを掘り進め、そのカードを手札に加える。+2能力を使うべきクリーチャーが戦場にいない場合や、追加のブロッカーが必要な場面など、クリーチャーを補充したい場面ではこちらを使っていく。
手札に加えたカードを唱えるマナが別途必要になるが、忠誠度を増やしながら堅実に戦線を展開できるのは強力。対処されなければ毎ターンの増援が約束され、対戦相手ビートダウンであろうがコントロールであろうが物量にものを言わせて押し切ることができる。引いてきたカードが小型なら+2能力でサイズを補えるのも自己完結しているといえよう。
こちらを最初に起動しても忠誠度5からスタートできる。そう簡単には対処されない堅牢さも魅力的。
  • デッキ内のクリーチャーが1種類だけなら確実に引き当てることができる。
-11能力
ライフ総量に依存したアジャニならではの能力。クリーチャー1体を大幅にサイズアップしたうえターン終了時まで回避能力も付き、強力なフィニッシャーを作り出すことができる。
とはいえ戦場に出してから+2能力を使い続けても、奥義が起動できるのは4ターン後。6マナ出せるようになっている段階である程度ライフがやり取りされているはずで、真っ当なビートダウンならこれを起動する前に勝負がついてしまいそうなもの。またライフを攻められている状況下では大した修整が得られず、除去耐性も付かないので簡単に対処されやすいなど、奥義としては確実性に欠けている。どちらかというと持久戦を強いてくるタイプのデッキへのプレッシャーとしての意味合いが大きいだろう。

それぞれ効果は単純ながらも、確実に戦線を強固なものにする能力を持っている。クリーチャーの強化と補充の能力が噛み合っており、ビートダウンデッキ全般と相性がよい。6マナのプレインズウォーカーとしては派手さに欠けるものの、息切れを防ぐアドバンテージ源として期待できる。

関連カード

ストーリー

テゼレット/Tezzeretを追ってカラデシュ/Kaladeshへやってきたアジャニ。詳細はアジャニ/Ajaniを参照。

参考

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