騎士
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騎士/Knightは、クリーチャー・タイプの1つ。馬にまたがり槍や剣で武装し、騎士道を奉じる人々。
初出はリミテッド・エディションの白騎士/White Knightと黒騎士/Black Knight。徐々に聖騎士を統合していった。
全ての色に存在するが、白に最も多く、次いで黒に多い。全体的に2~3マナが多く、大きさも2/2~3/3程度。しかし、先制攻撃や側面攻撃などの機動性を活かした戦闘向けの能力を持ち、総じてコスト・パフォーマンスに優れるのが特徴。
騎士を全体強化するロードには模範の騎士/Knight Exemplarと勇敢な騎士/Valiant Knight、条件付きだがオーリオックの鋼打ち/Auriok Steelshaperがいる。クリーチャーではないがベナリア史/History of Benaliaも騎士を全体強化する誘発型能力を持つ。そのほかにもザルファーの指揮官/Zhalfirin Commander、ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge、輝く炎のコルバス/Khorvath Brightflameなど、何らかの形で騎士を支援したり参照するカードは多数存在する。霧の騎士/Knight of the Mistsという対策カードも存在する。
騎士・クリーチャー・トークンを生成するカードは要撃/Waylayや裂け目抜けの騎士/Riftmarked Knightなど複数存在する。そのうち、狩り立てられたドラゴン/Hunted Dragonは対戦相手に騎士・トークンを生成する。(→トークン一覧)
伝説の騎士は統率者2018現在25体存在する(「伝説の(Legendary)・騎士(Knight)」でWHISPER検索)。
- 白騎士や白き盾の騎士団/Order of the White Shieldなど白ウィニーを代々支えてきたクリーチャーと言える。
- マジックでは主に「馬に乗った戦士」「騎士道精神を信仰する」という2つの極を持った職業ではあるが、そもそもの「騎士」の定義は曖昧で、貴族や騎馬武者、戦う僧侶といったものが合わさって現在の「騎士」という言葉になっている。なので馬に乗らない騎士がいても別に不思議ではない。
- マジックにおいては騎乗する動物は馬に限らず、狼、鹿、ヤギ、レオトー、ペガサス、グリフィン、ロック鳥、恐竜、翼竜、カヴー、ガルガンチュアン、昆虫、ドローマッド、何だかよくわからない生き物と多彩である。
- Saladでは騎士を部族として大きく取り上げる計画があったが、最終的には見送られた。ドミナリアと基本セット2019に騎士を参照するカードが少数存在するのはその名残である[1]。
参考
- ↑ Stories from Dominaria, Part 1/『ドミナリア』での話 その1(Making Magic 2018年4月16日 Mark Rosewater著)