グルマグのアンコウ/Gurmag Angler
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 魚(Fish)
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
5/5P/Tが同じ墓忍び/Tombstalkerと比べると、マナ・コストが色マナ1つ分軽い代わりに飛行を持たないという事でコスト・パフォーマンスは妥当か。探査を最大限に使った場合は1マナ5/5と、マナレシオは探査クリーチャー史上最高である。
2枚追放するだけでも5マナ5/5。シングルシンボルのコモンということもあり、リミテッドでは頼りがいのある中堅戦力である。
構築では同じシングルシンボルの探査持ちである黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fangが最大のライバル。スタンダードでは、カード・アドバンテージを得る能力を持ち、また1マナ軽いタシグルの方が優先されることが多い。モダンやレガシーでは、タシグルや包囲サイ/Siege Rhino、4/5以下であることが多いタルモゴイフ/Tarmogoyfなどを一方的に倒せる、伝説ではないためカラカス/Karakasでバウンスされない、タシグルの起動型能力を起動する機会が少ないなどといった要因により、グルマグのアンコウが優先される、またはタシグルとアンコウの両方に散らして採用される場合がある。
モダンでは登場から間もなく青黒赤コントロールに採用され注目を浴びる。 フェッチランドや思考掃き/Thought Scourなどの軽量キャントリップ呪文で高速で墓地を肥やし、3ターン目にカウンターを構えつつ5/5を出せるという動きは強力かつ厄介。
Pauperでは、タシグルが使用不可なこともあり、登場直後から青黒デルバーや黒単で活躍している。タフネスが5のため赤の主要火力である稲妻/Lightning Boltや炎の斬りつけ/Flame Slash、感電破/Galvanic Blastでは除去できず、黒のゾンビであるため黒系デッキで採用率の高い夜の犠牲/Victim of Nightや破滅の刃/Doom Bladeにも引っ掛からないなど環境面での追い風も大きい。思考掃きや留意/Mental Noteを駆使すれば最速で2ターン目に登場することも。