ポータル/Portal
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ポータル/Portalは、ストーリーにおいて、次元/Planeと次元をつなぐ門。
解説
各次元はそれぞれ独立しているが、その各地を結ぶようにいくつかのポータルが存在する。これよって次元移動能力のないものであっても、ある程度の行き来を可能としている。特定の次元や地域のみの固有種が、他の地域を舞台にしたエキスパンションに登場することがあるのは、ポータルが原因の1つと説明される。
名前の通り、門の形をしていて通り抜ける事により移動ができるものが多いが、他にも機械でできた転移装置タイプのものや、方陣や力場を利用するものも存在する。入口が両側にあり双方向移動可能なものと、移動先の空間に出るだけでそちら側には何も存在しない一方通行のものがある。
門という名称ではあるが、イラスト化されているものは巨大な鏡台のような形をしていて、その鏡面にあたる部分に飛び込む事により移動するデザインのものが多い。
リリアナ・ヴェスによれば、大修復/The Mendingによって多元宇宙の姿が変わった現在ではこのような「昔ながらの」ポータルは(彼女の知る限り)もはや製作不可能だという。[1]
ストーリーに登場する主なポータル
- 鉤爪の門/Talon Gates - ドミナリア/Dominaria→神河/Kamigawa。太古の昔に設置されたニコル・ボーラス謹製のポータル。2万年以上経過した時のらせんの時代でも稼働していた。
- 移ろいの門/Erratic Portal - ラース/Rath→メルカディア/Mercadia。ラースの荒野に設置されていたもので、飛翔艇ごと転移できるほど巨大。アーテイ/Ertaiがルーン文字を解読して起動させ、ウェザーライト/Weatherlight号を脱出させた。
- ベルベイの門/Belbe's Portal - ラース/Rath→ドミナリア/Dominaria。ベルベイ/Belbeがエラダムリー/Eladamriを逃がすために使用した小型の簡易ポータル。
- 次元の門/Planar Portal - ファイレクシア/Phyrexia→ドミナリア/Dominaria。インベイジョン・ブロックの侵略時に使用した機械タイプのもの。上空に多数展開し、ここから飛翔艇の大艦隊を送り込んだ。
- 次元橋/Planar Bridge - カラデシュ/Kaladesh→???。テゼレット/Tezzeretの監督の下、天才発明家ラシュミ/Rashmiによって製作された、新時代のポータル。