エメラルドの魔除け/Emerald Charm
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Emerald Charm / エメラルドの魔除け (緑)
インスタント
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・パーマネント1つを対象とし、それをアンタップする。
・オーラ(Aura)でないエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは飛行を失う。
1つ目のモードはパーマネントのアンタップ。コンバット・トリックや、クリーチャーのタップ能力を再使用するのに使える。ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleをアンタップしてマナを増やすコンボが知られており、旧タイプ1において、リサイクル/Recycleデッキの要となった。
2つ目のモードはエンチャント破壊。オーラは対象外とはいえ、エンチャントを破壊できる1マナのインスタント呪文というのは、当時の緑にとっては頼もしい。このモードのためだけにサイドボードに採用されることが非常に多かった。スタンダードではElvish Spirit Guideから出る1マナで停滞/Stasisを壊し、エクステンデッドではトリックスのコンボを妨害して逆に勝利に導いたりとよく活躍した。
3つ目のモードは地味だが飛行を失わせる。リミテッドでは除去同然になる事もあり、相手によっては重宝する。
コモンなのでPauperでも使用可能である。ボーグルズのようなオーラは対象にできないとはいえ、未達への旅/Journey to Nowhereや忘却の輪/Oblivion Ringを除去に使うデッキは多いため全く腐ることは少ない。またデルバー系やボロスキティなどのように飛行クリーチャーを多用するデッキも多く、それらの主力クリーチャーを一方的に討ち取れれば有利になるだろう。
- アジア太平洋選手権98において、中村聡が笹沼希予志のパンデモノートを下すのに一役買った。コンボ完成のわずか1ターン前に引いたこのカードにより伏魔殿/Pandemoniumを破壊することでコンボ成立を阻止し、スパイクの誓いを優勝に導いたのである。
関連カード
サイクル
- 希望の魔除け/Hope Charm
- 幻視の魔除け/Vision Charm
- 葬送の魔除け/Funeral Charm
- かまどの魔除け/Hearth Charm
- エメラルドの魔除け/Emerald Charm