ウッド・エルフ/Wood Elves
提供:MTG Wiki
Wood Elves / ウッド・エルフ (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
クリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
ウッド・エルフが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚を探し、そのカードを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
1/1ポータル出身のマナ加速型187クリーチャー。ポータルにはマナ能力という概念が無かったので通常のマナ・クリーチャーを登場させることができなかった。その結果、このような土地サーチという形で、緑の特徴であるマナ加速を表したわけである。
3マナ1/1という緑とは思えない性能だが、自然の知識/Nature's Lore内蔵クリーチャーと考えれば妥当なコストと言えるだろう。アンタップ状態で森を戦場に出すため、そこから生み出したマナを活用できれば重さもカバーできる。とりあえずアドバンテージを得ているのも嬉しい。
エルフ&ネイルでは、この脆弱さが逆に役立った。森/Forestを戦場に出した後、そのマナで即座に頭蓋骨絞め/Skullclampによりドローに変換する動きが非常に強力であり、一気に人気カードへとのし上がった。また、ラヴニカ・ブロック期にはショックランドがサーチできる点を評価され、セレズニア対立に採用された。
エターナルでもデュアルランドをサーチできるため便利。何も考えずに使える性能ではないが、使い回しの効くサバイバル等で1枚挿しされることは少なくない。
- ポータルではレア、スターターではアンコモン、それ以外ではコモンと、神話レアとタイムシフトを除く全てのレアリティになったことがある珍しいカード。
- 第7版から第9版まで再録され続けていたが、第10版においては護民官の道探し/Civic Wayfinderと入れ替わるように基本セット落ち。
- 第9版に再録された際にスカウトのタイプを取得し、エルフ・スカウトになった。
関連カード
CIP能力でライブラリーから土地をサーチする187クリーチャー。基本土地を手札に加えるものは護民官の道探し/Civic Wayfinderを、基本土地を戦場に出すものは彼方地のエルフ/Farhaven Elfを参照。
- シルバーグレイド峡谷の精霊/Silverglade Elemental - 森をアンタップインで戦場に出す。5マナ4/4。(メルカディアン・マスクス)
- ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryad - 対象のプレイヤーのコントロール下で、森をタップインで戦場に出す。ダブルシンボルの3マナ2/1で、森渡りを持つ。(時のらせん)
- 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid - 対戦相手がより多くの土地をコントロールしているという条件付きで、平地をアンタップインで戦場に出す。白のダブルシンボル2マナ2/2先制攻撃。(アラーラの断片)
- コーの地図作り/Kor Cartographer - 平地をタップインで戦場に出す。4マナ2/2の白のクリーチャー。(ゼンディカー)
- 原始のタイタン/Primeval Titan - 戦場に出るか攻撃するたび、任意の土地2つをタップインで戦場に出す。ダブルシンボルの6マナ6/6でトランプルを持つ。(基本セット2011)
- 森林の始源体/Sylvan Primordial - 各対戦相手のクリーチャーでないパーマネントを1つずつ破壊し、破壊した数だけの森をタップインで戦場に出す。ダブルシンボルの7マナ6/8で到達を持つ。(ギルド門侵犯)
- ウルヴェンワルドのハイドラ/Ulvenwald Hydra - 任意の土地1つをタップイン。ダブルシンボル6マナでP/Tはコントロールしている土地の数に等しく、到達を持つ。(イニストラードを覆う影)