基本土地
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基本土地/Basic Landとは、特殊タイプ「基本」を持つ土地のこと。
Snow-Covered Plains / 冠雪の平地
基本氷雪土地 — 平地(Plains)
基本氷雪土地 — 平地(Plains)
以前は「基本地形」と訳されていたが、第9版から特殊タイプ"Basic"の訳が「基本」に変更されるのに伴い、現在の訳に変更された(ただし、それ以前から日本語版総合ルールでは変更されていた)。
基本土地は4枚制限ルールの制約を受けないため、英語で同名のカードを5枚以上1つのデッキに入れてもよい。
基本土地タイプを持つかどうかは、基本土地かどうかとは無関係である。基本土地タイプを持たない基本土地が存在していてもよいし、基本土地タイプを持つ基本でない土地が存在していてもよい(→デュアルランド、ショックランド)。
通常、基本土地は基本セットと独立型エキスパンションや、それらのトーナメントパックやファットパック、構築済みデッキなどに封入されている。以前は基本的にブースターパックには封入されていなかったが、「リバイズド以前、および第7版以降の基本セット」「アラーラの断片以降に発売されたエキスパンション」「アングルード」「アンヒンジド」のブースターパックには基本土地が1枚封入されている。
- アラーラの断片以降に発売されたエキスパンションであっても以下のような例外が存在する。詳細はそれぞれ該当項を参照のこと。
- アラーラ再誕、Modern Masters、コンスピラシー、Vintage Mastersには基本土地が封入されていない。
- ゼンディカーには低確率ではあるが、基本土地の代わりにヴィンテージ・カードが封入されていることがある。
- イニストラード、闇の隆盛には基本土地の代わりにチェックリストカードが一定の確率で封入されている。
- ドラゴンの迷路には基本土地は封入されておらず、代わりに門、ショックランド、迷路の終わり/Maze's Endのいずれかが封入されている。
- ニクスへの旅には低確率ではあるが、テーロス・ブロックの神全15種類が1枚づつ封入されているパックが存在し、そのパックには基本土地カードは封入されていない。
- 運命再編には基本土地の代わりに隠れ家やフェッチランドが一定の確率で封入されている。
- Masters Edition 4には基本土地は封入されておらず、代わりにウルザランドのいずれか1つが封入されている。
基本土地一覧
現在、基本土地であるカードは以下の10種類のみ。
- 冠雪の平地/Snow-Covered Plains
- 冠雪の島/Snow-Covered Island
- 冠雪の沼/Snow-Covered Swamp
- 冠雪の山/Snow-Covered Mountain
- 冠雪の森/Snow-Covered Forest
その他
デザインの変遷
かつての基本土地カードは通常のカードと同様に、文章欄にマナ能力が記述されていた。初心者向けセットのポータルシリーズで現在のようにマナ・シンボルが大きく印刷されたデザインが登場し、第6版以降これが定着した。
- 直感的に判りやすくなった反面、初心者にルールを勘違いさせる原因になるとして、現在でもこの変更の是非は議論されている(過ぎ去りし日々)。