天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfire
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アップキープに4種類(飛行、先制攻撃、トランプル、ランページ3)から任意の能力1つを選択できる伝説のクリーチャー。
4種類の能力は回避能力を与える飛行と、対クリーチャー戦で意味を持つその他の能力に分けられる。飛行はおそらく最も多く選択される能力で、多色7マナ4/4の飛行クリーチャーと見ればコストは割高だが、リミテッドでは及第点。その他の能力は、対戦相手のクリーチャー展開に応じて使い分けるべき。
また、トランプルを生かすためにサイズを大きくしたり、ランページと相性の良い寄せ餌/Lureを併用したりといった工夫は必要だろう。選択の幅はあるものの、能力を得るタイミングがアップキープに限定されるため奇襲性はない。
- 戦場に出たターンにはどの能力も獲得していないので注意(要するにバニラ)。最初の能力選択は次のあなたのアップキープの開始時となる。
- 能力の有効期間は、ターン終了時までではなく次のアップキープまでなので、相手のターンにも能力が持続する反面、逆説のもや/Paradox Hazeがあっても第1のアップキープで得た能力は第2のアップキープに消えてしまい、複数の能力を得ることはできない。
- 2007年9月サブタイプ変更で天使のクリーチャー・タイプを獲得。
- 「ガブリエル・エンジェルファイアー」という名前の響きに反して今ひとつな能力と、なんだかやる気なさげに剣を持って胡坐をかいているようなイラストに「裏切られた」と感じたプレイヤーもいるようだ。
- そのため、「名前だけ見ればトップレア」などと揶揄されることも。
ストーリー
天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfireはベナリア/Benaliaの伝説の戦士。ベナリア人の20%を超える者が、この天使の炎の信者である。
天使の炎教会
天使の炎教会/The Church of Angelfireは天使の炎ガブリエルに由来する、ベナリアでおそらく最も人気のある教会。似た部分を持つ宗教であるセラ/Serra信仰に置き換わるようにして広まった。
各教会の主祭壇は、spirit-flame(精神の炎)と呼ばれる赤緑色の蝋燭の炎で照らされている。この蝋燭の炎は一旦点火されると吹き消すことはほとんど出来ないという。
ベナリアの建国者Torsten Von Ursus(トルステン・フォン・ウルサス)の遺志(Lost Edict)は、天使の炎教会の僧侶3人の監視の下、7人の副官によって7日にわたり解釈を論じられた。
信者によって「エンジェルファイアの賛歌」/"Hymn of Angelfire"が捧げられる。
教会の十字軍はファイレクシア/Phyrexiaの侵攻時に活躍した。
登場
登場カード
- 天使の炎ガブリエル/Gabriel Angelfire
- 天使の炎の十字軍/Angelfire Crusader(カード名)
- 浄火の鎧/Empyrial Armor(フレイバー・テキスト)
登場作品
- History of Benalia(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- The Church of Angelfire(Encyclopedia Dominiaの見出し語)
参考
- 大天使ガブリエル (神話のガブリエルについて,英語)
- 背景世界/ストーリー用語
- カード個別評価:レジェンド - レア1
- カード個別評価:クロニクル - アンコモン1
- カード個別評価:Masters Edition 3 - レア