復活の声/Voice of Resurgence

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2013年7月24日 (水) 15:19時点におけるKk (トーク | 投稿記録)による版
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Voice of Resurgence / 復活の声 (緑)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

対戦相手1人があなたのターンに呪文1つを唱えるたびと、復活の声が死亡したとき、「このクリーチャーのパワーとタフネスは、あなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい。」を持つ緑であり白であるエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークン1体を生成する。

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二種類のタイミングでオドリックの十字軍/Crusader of Odric相当のクリーチャートークンを生成するエレメンタルドラゴンの迷路トップレアである。

一つ目は、「対戦相手1人があなたのターンに呪文を1つ唱えるたび」にトークンを出す。呪文唱えるたびに3マナ相当のクリーチャーに出て来られてはたまらないので、相手としてはこれを回避するために、可能な限り自分のターンでの行動を余儀なくされる。当然の様に場に見えている能力である事から、実際にこのタイミングでトークンを出す機会はほとんど無く、打ち消しを筆頭としたインスタント瞬速持ちなど、自分のターンの行動への妨害を大きく牽制する能力として機能する。 二つ目は「死亡したとき」。エレメンタル・トークンを出す場合は大抵こっちで、これにより「PIGでトークンを出す」として機能し、全体除去などによってテンポカード・アドバンテージを失いにくい。これだけでも、2マナクリーチャーとしては破格のコスト・パフォーマンスだと言える。 特筆すべきは一つ目と二つ目のタイミング、そしてトークンの性質の相性の良さ。復活の声が破壊されるタイミングは相手のメインフェイズである場合が圧倒的に多く、従って返しの自分のターンでは召喚酔いから覚めており、そのまま第一メインフェイズでクリーチャーを大量展開→サイズアップしたトークンで攻撃するという一連の動きがある。

欠点は、トークンを能動的に出すことは基本的にできないので、対戦相手デッキタイプなどによってはタダの熊として放置され、十分なカードパワーを発揮しない可能性がある点。また追放バウンスなど、死亡させない除去には無力である。火柱/Pillar of Flame終末/Terminusに対して何もできず退場する姿はよく見られる。

総じて、対コントロールデッキでは相手の行動を縛り、また対ビートダウンでは高性能なブロッカーになるなど、腐るマッチアップがほとんど無い超優良クリーチャーとしての機能が期待できる。ただしデッキタイプによっては、近いデザインでありつつ速攻でアグロに殴れる絡み根の霊/Strangleroot Geistなど、別の選択肢もある。 登場時のスタンダード環境では、呪禁バントとの相性が非常に良く、同デッキを大幅に強化させた。それ以外でも白緑を含むデッキでは、メインデッキおよびサイドボードにかなりの確率で採用されている。

  • オーラ装備品の「テンポおよびカード・アドバンテージを失いやすい」「つける先が無いと使えない」などといった主要な弱点をカバーできる。特に怨恨/Rancorを唱える際の安全性に大きく貢献する。また怨恨は、サイズアップしたものの特に回避能力などが無いというエレメンタル・トークンとも相性がいい。
  • トークンを出すカードという事で、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveキーワード処理居住とも相性がよい。
  • 自分のターンで対戦相手の呪文により復活の声が除去された場合、呪文を唱えたときと死亡したときの両方で能力が誘発する。
  • 呪文を唱えた時に誘発する誘発型能力は、その呪文が解決されるよりも先に解決される。例えば自分のターンに対戦相手が全体除去呪文を唱えた場合、呪文による誘発で生成されたトークンは巻き添えを食う。
  • イラストから「鹿」と呼ばれる事もあるが、これ自身も出したトークンもクリーチャー・タイプエレメンタルであり、鹿などでは無い。

参考

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