霊気の薬瓶/Aether Vial
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AEther Vial / 霊気の薬瓶 (1)
アーティファクト
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
強力な擬似マナ加速カード。実際に使えるマナが増えるわけではないが、1マナの元手で大量のクリーチャーをコストを支払わずに出せるのだから、実質的にマナ加速のようなものである。
1ターン目にカウンターをすり抜けて戦場に出すことができるため、コントロールデッキ全般に強い。
主にゴブリンや親和(薬瓶親和)に投入された。また、CIP能力をインスタント・タイミングで使用できるようになるため187クリーチャーとの相性もよい。(→ヴィリジアン・ラッツ)。マナを使わずにフィニッシャーを出せるため、一部ではパーミッション系デッキに採用されることも。
点数で見たマナ・コストが揃ったクリーチャーを大量に使うデッキ、例えば執拗なネズミ/Relentless Ratsデッキやずべらデッキなどで特に有効。
現在の主戦場はレガシーであり、ゴブリンをメタの中核たらしめているのみならず、カウンタースリヴァーやマーフォークなどの部族デッキ、フィッシュなどのウィニーで幅広く使用されている。
- クリーチャーを直接戦場に出すだけであり、唱えるわけではないことに注意。
- 「してもよい」なので、能力を起動しておいてクリーチャーを出さないことも適正である。出すクリーチャーを選ぶタイミングは解決の時なので出すクリチャーを起動と同時に宣言しないように。対戦相手が対応して何らかの手段を使ってきたりするとややこしいことになってしまう。特に大会では解決してもいいか確認してから宣言しよう。
- あまり起きることではないが、例を挙げればこちらの霊気の薬瓶の起動に対応して相手も霊気の薬瓶で縫合の僧侶/Suture Priest出してきた時など。
- クリーチャーを利用したコンボデッキでも優秀なカード。上述の通り擬似的なマナ加速になり、カウンターにも強いため。→セファリッド・ブレックファースト
- ひどいカード(弱すぎ)だったメルカディアの昇降機/Mercadian Lift、三畳紀の卵/Triassic Eggの調整版ではあるが、逆の意味でひどいカードになってしまった気も。
- From the Vault:Relicsに新規イラストで収録された。
2005年9月20日よりエクステンデッドで禁止カードに指定される。さらに2006年3月20日よりミラディン・ブロック構築で禁止。