スピリット
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スピリット/Spiritは、クリーチャー・タイプの1つ。そのイメージは、精霊や実体の無い霊体、天使的なものから悪魔的なものまで多岐に渡り、各色に存在する。天使、ゾンビ、ドラゴン、デーモン、ずべらといった他のクリーチャー・タイプを併せ持つものも多い。
神河ブロックのテーマになり、それまで55体しかいなかったのが一気に169体(反転カード含む)も追加され、クリーチャー・タイプにおける一大勢力(当時クリーチャー数第2位)に急成長した。その後もさらに増え、一時は兵士を抜いてクリーチャー数で最大を誇る部族であったが、現在は若干失速気味で、人間とウィザードに抜かれたほか兵士にも逆転を許し4位となっている。→ 各種カードランキング
同一のブロック (総称)又はエキスパンション内で幻影 (俗称)やずべらなど独特の能力を持つサイクルを構成していることがよくある。
神河ブロックではスピリットのみを参照する転生というキーワード能力がある他、スピリットクラフトをはじめとしてスピリットを参照する効果は多い。
イニストラードでもテーマ部族のひとつで、白青に割り当てられている。ホラーにおける「幽霊」がモチーフだが、人間に害を及ぼす悪霊だけでなく、人間を守ってくれる霊も多く登場する(それらは人間の色である白を含む)。
- 伝説のスピリットは反転カードを含めるとイニストラード現在、64体存在する。そのほとんどが神河ブロックで登場したものである。伝説のクリーチャーの数では、人間に次いで2位。
- カード名では「スピリット(ミラージュ初出)」と「精(第4版初出)」の2種類の訳語が混在しており、ごくまれに「精霊」と訳される。現在は「スピリット」が支配的である。
- 夜のスピリットは名前はスピリットだが、かつてはクリーチャー・タイプはもっていなかった。現在はデーモン・スピリットである。
- 前々からエレメンタルと少しかぶるところがあったが、オラクルの変更によってついにエレメンタルであるスピリットが誕生した。→ 地の底の精霊/Subterranean Spirit
- 『神/Kami』と呼ばれている神河ブロックのスピリットはグロテスクなものが多いが、妖怪や九十九神をモチーフにしたものだと思われる。
- 黎明期からロードにあたるカードが存在しなかったが闇の隆盛でドラグスコルの隊長/Drogskol Captainが登場した。