屋根の上の嵐/Rooftop Storm
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ゾンビ・クリーチャー呪文を0マナで唱えられるようにするエンチャント。
触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableなどの重いゾンビと組み合わせたいところだが、そもそもこのカード自体が6マナと重いのが問題。イニストラード現在、ゾンビと多相持ちはすべて7マナ以下なので、複数体踏み倒さない限り元を取りづらい。
しかし0マナというのは大きく、ドリーム・ホール/Dream Hallsや魔の魅惑/Aluren同様、何らかのコンボのポテンシャルを秘めているカードである。例えば以下の手法で無限ループを形成することができる。
- 生け贄エンジンを用意し、グレイブディガー/Gravedigger2枚で互いを回収し合う。
- セドラクシスの錬金術師/Sedraxis Alchemist(屋根の上の嵐が条件を満たす)や溶岩のゾンビ/Lava Zombieで自身をバウンスする。
- 雲石の工芸品/Cloudstone Curioによって、ゾンビ2体で互いをバウンスし合う。
- この効果はマナ・コストに対する代替コストを定義するものであるため、追加コスト(統率者の2回目以降のキャストなど)や何らかの効果で増加したコストは支払う必要がある。
- 他のスカーブ/Skaabもそうだが、フランケンシュタインの怪物がモチーフ。原作において、死体の身体に生命を吹き込んだものは電気であるとされる。当時は電気と生命の関係が盛んに研究されていた。
参考
- Up on the Rooftop(DairyMTG.com、From the Lab 、文:Noel deCordova)
- コスト変更カード
- カード個別評価:イニストラード - レア