蒼ざめた月/Pale Moon

提供:MTG Wiki

2011年4月24日 (日) 17:50時点における221.133.90.8 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Pale Moon / 蒼ざめた月 (1)(青)
インスタント

ターン終了時まで、プレイヤーがマナを引き出す目的で基本でない土地をタップした場合、それは他のいかなるタイプのマナの代わりに無色のマナを生み出す。


「何もしないカード」と評された、カスレアの代名詞。

マナ制限のカードなのだが、その範囲が狭すぎて、以下のようにさまざまな視点で使い物にならない。

  • 妨害範囲が狭すぎる。
    • 量的には、妨害は行えない。
    • 時間的には、1ターン限りであり長期的な妨害にならない。
  • 妨害の確実性が低い。
    • 相手がマナを出す前に使用する必要がある。
    • 相手は蒼ざめた月のプレイに対応して色マナを出すことができる。
      • 上記2点は「1ターン限り」の具体的な悪影響とも言える。そしてこれらから、インスタント呪文には妨害にならないケースがある。
    • 相手が特殊地形からの色マナを必要としない場合、無駄撃ちになる。
  • アドバンテージを失う。

また、対戦相手色マナを出せる特殊地形コントロールしていることが前提であるため、色マナの出る特殊地形を用いない単色デッキ相手では紙クズ同然。このカードが出た当時のスタンダードは単色全盛期であり、特にその弱点が際立っていた。

またレアであることも、これが嫌がられる大きな理由だろう。特にこのカードが収録されているネメシスは、同じマナ拘束カードでもトーナメントで活躍したほど強力なパララクスの潮流/Parallax Tideも収録されているなど比較的強力なエキスパンションだっただけに、このカードが出たときのショックは大きかった。

以上のように、本体の性能の悪さに加え、出た当時の環境、収録エキスパンションなど、あらゆる面でカスレアの名をほしいままにする状況がそろっていた。

似たコンセプトの優良カード

参考

MOBILE