コモンデッキ
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コモンデッキ(Common Deck)は、コモンカードと基本土地だけで作られたデッキの総称である。極めて安く作ることができるものの、デッキパワーが低いことが多く、公式大会などで成績を挙げることは難しい。 Magic Onlineではコモンのみでの構築環境はPauperという公式フォーマットとして成立しており、イベントも盛んに行われている。詳しくはPauperのページを参照。
Pauperとの最大の違いは、対戦相手が遠慮無く神話レアなどを使用できる点にある。自分だけカードプールを狭めているようなものなので、その分はデュエルファイター刃の古門守のように構築力とプレイングでカバーするしかない。公式大会では、アジア太平洋選手権98と併催された「ジャパン・ジュニア・オープン」で宇佐美幸弘がベスト8(参加者306人)に入るという実績を残している。
基本セット2011+ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期のスタンダードでは、赤単ビートダウンで赤緑ヴァラクートと渡り合ったり、緑青 感染デッキで青白コントロールと渡り合うことも可能である。
- 黎明期では、相手の高額カードを入手する(アンティ)ために組まれた。負けてもこちらの被害は小さいからである。
- コモンであっても昔のカードになるとSinkholeのように高額になる場合もある。
- 非公式ながら、エターナルやスタンダードでのコモンデッキの大会が開催されることもある。