悪性スリヴァー/Virulent Sliver
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Virulent Sliver / 悪性スリヴァー (緑)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は有毒1を持つ。(いずれかのスリヴァーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは毒(poison)カウンターを1個得る。10個以上の毒カウンターを持っているプレイヤーはこのゲームに敗北する。)
1/1未来予知で各色に1体ずつ登場するスリヴァーのサイクル。緑は有毒能力を与える。何らかの回避能力をつけたスリヴァーを出したうえで、これを出して殴りにいきたい。
これ単体で見ても、今までの毒カウンターを与えるクリーチャーと比べると、かなり性能は向上していると言える。時のらせんブロック構築では悪性スリヴァーを中心に据えたスリヴァーデッキが多少あった。
このカードは、ヴィンテージのハルクフラッシュで最大の活躍を見せた。ハートのスリヴァー/Heart Sliverと共に呼び出され、即座に20個以上の毒カウンターを与えるのである。
また、リミテッドでスリヴァーデッキを組む場合には色が合うスリヴァーは何でも放り込むことが基本になるだろうから、やや消極的な意味でだが悪性スリヴァーが採用される事もあるだろう。
- 1ターン目に1体目、2ターン目に2体目・3体目と並べて、全ての攻撃が通れば3ターンキル。同名カード3枚とはいえ、2ターン以内に揃ってしまう事も有り得ない訳ではない。
- プロツアーサンディエゴ07の準決勝にて毒殺4ターンキルが達成されてしまった。双頭巨人戦で味方のサポートもあったが、プロツアーという大舞台で(感染登場前の当時としては珍しい)毒カウンター死が起こった事を含めてまたとない光景だったのではないだろうか。
関連カード
サイクル
未来予知で登場したスリヴァーのサイクル。コモンのスリヴァーは未来予知のテーマの一環となっている新たな能力を共有する。
- 血清スリヴァー/Lymph Sliver
- 催眠スリヴァー/Mesmeric Sliver
- 激情スリヴァー/Frenzy Sliver
- 誘導スリヴァー/Homing Sliver
- 悪性スリヴァー/Virulent Sliver
レアには5色の伝説のスリヴァー・スリヴァー軍団/Sliver Legionが存在する。
参考
- カード個別評価:未来予知 / タイムシフト - コモン