黒緑白コントロール
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黒緑白コントロール(Black-Green White Control) は、黒緑白3色で組まれるコントロールデッキの総称。
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概要
3色で組まれるコントロールデッキ。特に黒緑や白黒の強力な対抗色マルチカラーのパワーカードを活用した、グッドスタッフ的なデッキとして組まれる。
ただし、どうしてもグッドスタッフの構成になりがちなデッキカラーであるため、黒緑白ビートダウン(PT Junk)との境界は曖昧(そちらも通常ビート・コントロールとして分類される)。
全体除去などを採用したり、極端に遅いデッキが黒緑白コントロールと呼ばれることが多いが、それもまちまちであり、個人の好みに寄るところが大きい。
汎用性は高いが尖った部分がないのもこのデッキカラーの宿命だといえる。
ラヴニカ・ブロック期
ラヴニカ・ブロック期にはこのデッキカラーのビートダウンとしてロクソドン・ヒエラルキーが活躍したが、コントロールに寄せたものも存在する。
ソーサリー
あなたのライブラリーから平地(Plains)カード1枚か島(Island)カード1枚か沼(Swamp)カード1枚か山(Mountain)カード1枚を探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行
絶望の天使が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
動きは同環境の太陽拳に近く、緑のマナ加速から全体除去の神の怒り/Wrath of Godやフィニッシャーの絶望の天使/Angel of Despairなどの重スペルにつないでゆく。
これらをサポートするのが化膿/Putrefyや屈辱/Mortifyといったゴルガリ団/The Golgariやオルゾフ組/The Orzhov Syndicateのパワーカードになる。
サンプルレシピ
- 時のらせんブロック参入後の最後期のもの。
オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期
大量の除去と手札破壊で相手をコントロールするみのむしぶらりんしゃんが存在した。
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
クリーチャー — 猪(Boar) ビースト(Beast)
サイクリング(2)(緑)((2)(緑),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたがクローサの大牙獣をサイクリングしたとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。(これはあなたがカードを引く前に行う。)
エクステンデッド
エクステンデッドでは、同環境のThe Rockに白をタッチしたデッキが存在した。
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
クリーチャー — 象(Elephant) クレリック(Cleric)
ロクソドンの教主が戦場に出たとき、あなたは4点のライフを得る。
(緑)(白),ロクソドンの教主を生け贄に捧げる:あなたがコントロールする各クリーチャーを再生する。
レガシー
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
軽い手札破壊や除去で序盤を凌ぎつつ、全体除去でアドバンテージを稼ぎ、フィニッシャーで止めを刺す。レガシーらしく、単体除去に剣を鍬に/Swords to Plowshares、手札破壊に強迫/Duress、全体除去に破滅的な行為/Pernicious Deedといった各色の最上級スペルが集められている。
同じデッキカラーのPT Junkに比べて全体除去により対ビートダウンに有利になる。
壌土からの生命/Life from the Loamを活用したものも存在。基本的にアドバンテージの取れる構成となっている。
サンプルレシピ
ThunderBluff [1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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黎明期
アーティファクト
ネビニラルの円盤はタップ状態で戦場に出る。
(1),(T):アーティファクトとクリーチャーとエンチャントをすべて破壊する。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、パワーが最も低いクリーチャー1体を破壊する。それは再生できない。最も低いパワーを持つクリーチャーが2体以上いる場合、その中の1体を選ぶ。
戦場にクリーチャーが1体もいない場合、Drop of Honeyを生け贄に捧げる。
当時は緑にもDrop of Honeyという軽量クリーチャー除去があったため、極端なマス・デストラクションデッキを組むことが可能だった。 当時ノンクリーチャーデッキは殆ど見られず、黎明期のメタゲームにも合致していた。
反面、除去以外で積極的にアドバンテージを得られるカードが少なく、The Deckなどのアドバンテージ型コントロールは苦手とする。
大地の怒り/Force of Natureやセラの天使/Serra Angelがフィニッシャーを勤める。