遁走の王笏/Scepter of Fugue
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黒の王笏は、破裂の王笏/Disrupting Scepter。
破裂の王笏に比して1マナ軽いというメリットは、手札破壊の際に非常に大きく、序盤から複数回ディスカードをさせ、気づけば決定的なハンド・アドバンテージを得ていることもしばしば。元々破裂の王笏/Disrupting Scepter自体がハンド・アドバンテージを得られるカードとしてコントロールデッキ相手には有効なため、より軽いこのカードも活躍が期待される。
- 他の王笏は点数で見たマナ・コストのみが元となったカードと比べて1マナ軽いが、このカードだけ起動型能力の起動コストも1マナ軽くなっている。
- 点数で見たマナ・コストと起動コストが共に等しい鼠の短牙/Nezumi Shortfangと比べると、除去されにくい分色拘束がきつくなり、能力の使用タイミングにも制限が付いている。
- 使用できるタイミングはソーサリー・タイミングではなく「あなたのターンの間」である。あなたのターンの間であれば戦闘フェイズや終了ステップにも遁走の王笏の能力を起動することができる。そういったタイミングで起動するメリットは多くはないが、例えば、あなたのターンの終了ステップに対戦相手がコントロールするマゴーシのスフィンクス/Sphinx of Magosiが起動型能力を起動し、手札が0枚から1枚以上に増えたときなどは終了ステップで起動することもあるだろう。
関連カード
サイクル
コンフラックスの王笏サイクル。マナ・コストと起動コストに色マナを含むアーティファクト。エスパー/Esperの3色に1つずつ存在する。
- 威圧の王笏/Scepter of Dominance
- 洞察の王笏/Scepter of Insight
- 遁走の王笏/Scepter of Fugue