ドリーム・ホール/Dream Halls
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全ての呪文をピッチスペルにする意味不明なエンチャント。
その上に捨てることは代替コストなので、その呪文の手札からプレイすることを条件とする能力が効果を発揮する。
ターボ・ズヴィのキーカード。ドリームホールモマでは精神力/Mind Over Matterを場に出す手段として使用された。
- 手札にカードが1枚しかないときにその呪文をプレイするなら、この代替コストを支払えないことに注意。
- いずれかの領域にあるカードが「(そのカードを)プレイしてよい」の効果を受けている場合、この能力を使用できる。ただし捨てるカードは手札から選択する必要がある。
- この効果により、無色の呪文のコストを支払うことはできない。なぜなら、「共通の色を持つ」カードが存在しないからである。(無色のカードは色を持たないので捨てられないことに注意)
- 絵描きの召使い/Painter's Servantと一緒に使用するとどんなカードでも代替コストに使用できる。逆にマイコシンスの格子/Mycosynth Latticeがあると、ただの置物に成り下がる。
こんなマナ加速すら霞んで見えるカードが容認されるわけもなく、1999年4月1日より、スタンダードで禁止カード、そして同年10月1日より、Type1(現ヴィンテージ)で制限カード、エクステンデッドとType1.5で禁止カードに指定された。また、2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでも続けて禁止になっている。 その後、ヴィンテージでは2008年9月20日より制限が解除された。
2009年10月01日よりレガシーでも禁止が解除される。Magic Onlineで使用可能にも関わらずそれほど驚異的ではなく、レガシー環境で新しいデッキの登場が期待されると判断されたため。
参考
- ミス? ちょっとばかり… ――6つの失敗デザインの話(Wizards社;英語)
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- コスト変更カード
- カード個別評価:ストロングホールド - レア