人間

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2023年10月28日 (土) 22:24時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
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人間/Humanは、クリーチャー・タイプの1つ。今この文章を読んでいるあなたも、おそらくこのタイプだろう。



変遷

初出はミラディン。それ以前は基本的に、人間は「職業」、人間以外は「種族」をクリーチャー・タイプとしていた(非人間種族ではコーサルタリーダウスィーサラカスなどが職業型だった)。だが、人間以外で職業を持つものの扱いが不自然であったことなどから、クリーチャー・タイプに「人間」を導入し、現在ではほとんどのカードが「種族(+職業)」で表すようになっている。クリーチャー・タイプの数では圧倒的多数で第1位である。(→各種カードランキング

カードデザイン

すべてのに存在するが、兵士クレリックを多数抱えるが、他の色それぞれのおよそ2倍と多数派になっている。サイクルなどで色ごとに異なる部族が割り当てられる場合も、白が人間になることが多く、白の特徴的クリーチャーと位置付けられている。白に次ぐのは主要クリーチャー・タイプとしてウィザードを擁する。一方、人型の有力部族であるエルフと競合するはやや少なめとなっている。

基本的に小型から中型クリーチャーである。

部族カード

部族カードイニストラード・ブロックまで登場しなかった。これは意図的なもので、人間に関するイメージ的な問題・制約が多いためである。Mark Rosewaterは自身のコラム内で、「人間・部族はいろいろ変なことになるからね。(例えば「人間1つを生け贄にする」ってヤバいだろ?)」と語っている[1]。しかしイニストラードにてついに長年の禁が解かれて人間(と他種族との対立)に焦点が当てられ、ロードアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckなど部族カードが登場した。さらに闇の隆盛では人間を生け贄にするカードも登場し、以降もイニストラード/Innistradを舞台としたセットが登場するたびに部族カードが追加されている。モダンホライゾンではプロテクション(人間)を持つスランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physicianが登場した。エルドレインの王権では、王国外の勢力との対立の表現として「人間でない」を参照するカードが複数登場した。イコリア:巨獣の棲処および統率者2020ではイコリア/Ikoriaの人間と怪物の対立、あるいは協調の表現として、人間と「人間でない」の両方の部族カードが存在するほか、人間でないクリーチャーを対象とするキーワード能力変容が登場した。指輪物語:中つ国の伝承では赤白アーキタイプになっている。

  • イニストラード以前のカードでは、増幅を持っていたダールのとげ刺し/Daru Stingerがクリーチャー・タイプ大再編で人間を得た事により意図せず初の人間の部族カードとなっていた。現在ではオラクル更新により人間の部族カードとしては機能しない。

その他

人間・クリーチャー・トークン生成するカードもイニストラード・ブロックが初で、以降は様々なカード・セットで登場している。色や能力、併せ持つクリーチャー・タイプなどはまちまちだが、その多くが1/1を生成する。(→トークン一覧

伝説の人間カードは両面カード第2面も含め、ドクター・フー統率者デッキ現在652枚存在する(「伝説の(Legendary)・人間(Human)」でWHISPER検索[注釈 1])が、スタング/Stanggおよびこだまの戦士、スタング/Stangg, Echo Warrior能力で生成されるスタングの双子/Stangg Twinを含めると654体存在することとなる。

人間に変化するカードに、各種ギデオン誓いを立てた者、ギデオン/Gideon, the Oathswornを除く)、変遷の龍、クロミウム/Chromium, the Mutable切望するマーフォーク/Wishful Merfolkが存在する。

余談

ストーリー

人間は人型種族の一つ。基本的に実在する「ヒト」と同じ身体的特徴を持ち、白色人種・黒色人種・黄色人種などに対応する外見のものが存在する。他の人型種族と比べ、適応力と多様性に富んだ種族とされることが多い。

詳細は人間/Humanを参照。

関連リンク

脚注

注釈

  1. Whisperデータベース未登録により、検索結果にはSecret Lair x The Walking DeadおよびユニバースビヨンドSecret Lair Drop Series初出の24枚が表示されません。

出典

  1. A Lorwyn / Lorwyn Situation/ローウィンの状況(WebArchive)Making Magic 2007年9月10日 Mark Rosewater著)

参考

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