Nameless Race
提供:MTG Wiki
黒の白対策カード。トランプル持ちでかつ大型になれる可能性があるので、条件さえよければかなり強いクリーチャー。ライフを払うくらいのハンデは、黒なら覚悟の上だろう。
問題は、払えるライフ(すなわちこいつの最大サイズ)が、相手のコントロールしている白のカードと相手の墓地にある白のカードの数に依存すること。もし大量の白カードを相手が使っていない限り、こいつはまったく大きくなれない。そういう意味で、白単相手ならともかく、タッチレベルで白を使っているデッキには何の役にもたたない。
白単デッキ相手でも、マナやライフの消費量から考えると5/5以上の性能が得られなければこいつを使う意味は小さいため、中盤以降にならないと使えないだろう。
- 荒廃の下僕/Minion of the Wastesがこいつの後輩にあたる。
- 2007年9月の改訂に伴って、その名前「名も無き種族」が示す通り、クリーチャー・タイプをひとつも持たなくなった。改訂によってサブタイプを全て失うという逆行的な処置を受けたのはこれだけで、その雰囲気もうまく表れている。
- アラーラ再誕現在、クリーチャー・タイプを持たないクリーチャーとしては唯一のものである(アーティファクト・クリーチャーも含む)。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第14位(Braingeyser)
- カード個別評価:ザ・ダーク - アンコモン1