色 (サイクル)
提供:MTG Wiki
色/Laceは、第4版までの基本セットに収録された呪文かパーマネント1つの色を永続的に変えるインスタントサイクルの総称。稀少度はレア。カスレアの代名詞である。
該当カード
各色に対応した以下の5種類がある。
さらに時のらせんで同じコンセプトのカードが1種類追加された。
利用
死の色/Deathlaceで恐怖/Terrorなどからクリーチャーを守ったり、混沌の色/Chaoslaceと水流破/Hydroblastでどんな呪文でも打ち消したりできる。しかし、これらは正直使い勝手の悪いサイクルであり、普通カスレアに分類される。
- 自分のカードに使うことを考えた場合、単色デッキではほとんど意味がない。他の色カードやアーティファクトを対象にすることで、例えば十字軍/Crusadeのような「特定色を強化」とあわせる手があるが、この呪文で色を変えられるのは所詮1枚。ならば、聖なる力/Holy Strengthで事足りるケースが多い。
- 対戦相手に使う場合、自分に「その色を妨害する」カードがないと意味がない。が、これを入れる以上自分もその色を使うので、自分もその妨害カードの影響を受けかねない。プロテクションなどの「損のない」対応手段でも、所詮1枚しか対処できないので、普通の除去などで済む場合も多い。
- 上述のような打ち消しの場合、カード2対1の交換なのでカード・アドバンテージを失ってしまう。
退場の経緯
レアにはより堅実で使用に耐えうるカードを必要とする方針(色カードなんてもういらない。"no more Laces")と、弱過ぎる("too weak")という理由から、第4版を最後にすべての色カードは基本セットから退場した(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。