苦悶の結合/Bond of Agony
提供:MTG Wiki
すべてのプレイヤーが等しくライフロスするX火力風呪文。相手も痛いが自分も痛い、憎悪/Hatredのようなカードである。ただし自分は一足先にライフを支払わなくてはならないためカウンターされると非常に厳しい。
結局Xマナが必要なので、黒単色なら魂の消耗/Consume Spirit、他の色なら猛火/Blazeや死のわしづかみ/Death Graspなどの方が自分のライフの面で有利。しかしこれは対象を取らない上にライフロスであり、また多人数戦に有効である事も考えると、それなりに意義のあるスペルである。
- 続唱登場時、このカードをマナ・コストを支払わずに唱えた場合でも、追加コストとしてX点を支払うことで、対戦相手のライフをX点失わせることができるのではないか、と議論になったことがある。→未解決問題
- 通常の代替コストで唱える場合はXの値を定義出来ないが、追加コストでX点のライフを払っているため、Xが定義出来る、という論理によるものである。
- その後すぐに「マナ・コストにXを含み、文章中でXの値が定義されてない呪文を、マナ・コストを支払わないで唱えるか、Xを含まない代替コストで唱えた場合、Xは0以外選べない」というルール・マネージャーによる裁定が出され、2009年7月11日の総合ルール更新で明確にルール化された。
- フレイバー・テキストはサディストでありマゾヒスト。ラクドス構成員の狂いっぷりをよく表している。
ラクドスは、犠牲者の傍らで苦痛を「味わいながら」操作を行える独自の拷問具の設計を行っている。