タミヨウの完成化/Tamiyo's Compleation
提供:MTG Wiki
エンチャント — オーラ(Aura)
瞬速
エンチャント(アーティファクトやクリーチャーやプレインズウォーカー)
タミヨウの完成化が戦場に出たとき、エンチャントしているパーマネントをタップする。それが装備品(Equipment)であるなら、それをはずす。
エンチャントしているパーマネントはすべての能力を失い、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
青お得意の疑似除去の一種。過去のカードでいうと誤動作/Malfunctionが近く、その上位互換。
アーティファクトやクリーチャーだけでなくプレインズウォーカーも無力化できる。瞬速を持つので奇襲性も高く、誤動作では対処しきれなかった装備品をも置物にしてしまう。能力を失わせ、システムクリーチャーへの回答にもなると最早比較するのがかわいそうになる程。
ただし神河:輝ける世界はエンチャントがテーマの1つであり、同時にその対策手段も豊富。これ自体が割られてしまえば再び役割を果たすようになるのも過去の疑似除去と同様。一応出た時点でタップさせる仕事はこなしているので、何もせず除去される心配が多少薄いのは利点。
構築だと、この手の戦場に残すタイプの疑似除去はあまり採用されない。生贄に捧げることは封じないので、無力化してもそのパーマネント自体はリソースとなってしまう。青としてはプレインズウォーカーを打ち消し以外の手段で根本から対処できる(バウンスはそれ単独だと一時的な対処にしかならない)のは珍しいが、それを加味してもやや重い。独自の需要はあるが、採用には至らないか。
ストーリー
ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxiasの声に、タミヨウ/Tamiyoは目覚めた。物語の巻物を開くと、書かれた文字は全く異なる言語へと変化し、だがタミヨウはそれを読むことができた。腕を見下ろすと、それは金属の継ぎ接ぎとなっていた。ジン=ギタクシアスには感謝の念しかなかった。彼女は「完成化」し、プレインズウォーカー/Planeswalker初のファイレクシアン/Phyrexianとなったのだ――身も、心も、魂も(イラスト)。もはや彼女にとって、守るべき家族とは新ファイレクシア/New Phyrexiaに他ならなかった[1]。
脚注
- ↑ Episode 5: Threads of War/メインストーリー第5話:次なる戦いへ(Magic Story 2022年1月27日 Akemi Dawn Bowman著)