造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant
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Venser, Shaper Savant / 造物の学者、ヴェンセール (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
造物の学者、ヴェンセールが戦場に出たとき、呪文1つかパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
時のらせんで登場した新キャラクターにして主人公の1人がついにカード化。戦場に出たときパーマネントか呪文をバウンスする伝説の人間・ウィザード。
大クラゲ/Man-o'-Warと比べると、1マナ増えて伝説のクリーチャーになった代わり、何でもバウンス可能になり瞬速が付き、差し戻し/Remandのようなトリックも使えるという大盤振る舞いである。打ち消すわけではなく直接手札に戻すので暴勇状態の悪魔火/Demonfireのような打ち消されない呪文にも対応できる。
当時の伝説のクリーチャーとしてはやや珍しく、地味ながら非常に小回りの利くデザインであり、4マナながらテンポ面でも優秀である。
レガシーでは主にShow and Tell系の対策として青中心のデッキに採用されている。対戦相手の実物提示教育/Show and Tellの効果で戦場に出すと、相手の出したカードをバウンスでき、事実上ノーコストの打ち消しとして働く。同様の利用方法だけであれば灰燼の乗り手/Ashen Rider等に劣るが、デッキ次第では十分プレイアブルなマナコストであり、小細工なしで使いやすいのが大きな利点。
- プレビューの際にも言及されているが[1]、一瞬の瞬き/Momentary Blinkを使ってやれば能力が再度利用可能。うまく使ってロック状態に持ち込むのもいいかもしれない。エターナルならばカラカス/Karakasも使える。
- ETBでどんなパーマネントでもバウンスできるクリーチャーは、青単色としては、裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskateに次いでこれが2枚目である。
- From the Vault:Twentyに2007年を代表する1枚として収録され、新規イラストが与えられた。
関連カード
類似カード
呪文を直接バウンスできるカード。差し戻し/Remandのように打ち消しを挟むものは除外。特記しない限りインスタント。
- 粗暴な排除/Brutal Expulsion - 2UR。欠色持ち。モードの片方で、呪文かクリーチャーが対象。(戦乱のゼンディカー)
- 非実体化/Unsubstantiate - 1U。呪文かクリーチャーが対象。(異界月)
- 暗記/Commit - 2UU。余波分割カードの上半分。呪文か土地でないパーマネントが対象。ライブラリーの上から二番目にバウンス。(アモンケット)
- 腹背/Failure - 1U。余波分割カードの上半分。(アモンケット)
- ナーセットの逆転/Narset's Reversal - UU。インスタントかソーサリーが対象。コピーした後バウンス。(灯争大戦)
- 霊気の疾風/Aether Gust - 1U。赤か緑の、呪文かパーマネントが対象。ライブラリーの一番上か一番下へバウンス。(基本セット2020)
- ゼロ除算/Divide by Zero - 2U。マナ総量が1以上の、呪文かパーマネントが対象。履修も行う。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
- 緻密/Subtlety - 2UUの3/3瞬速・飛行クリーチャー。手札から青のカードを1枚追放することで想起。ETBでクリーチャー呪文かプレインズウォーカー呪文が対象。ライブラリーの一番上か一番下へバウンス。(モダンホライゾン2)
- 船砕きの怪物/Hullbreaker Horror - 5UUの7/8打ち消されない瞬速クリーチャー。あなたが呪文を唱えるたび誘発し、あなたがコントロールしていない呪文か土地でないパーマネントが対象。(イニストラード:真紅の契り)
ETBでパーマネントをバウンスする能力を持ったクリーチャーについては大クラゲ/Man-o'-Warを参照。
ストーリー
詳細はヴェンセール/Venserを参照。