東の樹の木霊/Kodama of the East Tree
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伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
到達
他のパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、それがこの能力によって戦場に出たのではなかった場合、あなたはあなたの手札からマナ総量がそれ以下であるパーマネント・カード1枚を戦場に出してもよい。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)
長きにわたって不揃いだった伝説のスピリットである木霊サイクルの東。到達と共闘を持ち、パーマネントを戦場に出すとオマケでもう1枚出すことができる。
単純に土地を出すだけでも踏査/Exploration相当になる。もちろん高マナ・コストのパーマネントを展開できればなお強力だが、これ自体が6マナと重く、高タフネス以外の除去耐性はない点は注意が必要。
自身の能力で出したパーマネントでは誘発しないので簡単には無限コンボにならないが、パーマネントを手札に戻す能力(例:バウンスランド、開門)や、マナ・コストを支払わずにパーマネントを戦場に出す効果(例:アロサウルス乗り/Allosaurus Rider)などと相性が良い。
- 手札から出すパーマネントのマナ・コストの制限は、誘発元となったパーマネントのマナ・コストを参照する。例えば、クローン/Cloneなどで点数で見たマナ・コストが8のパーマネントをコピーしたなら、マナ・コストが8以下のパーマネントを出すことができる。
- 同じ統率者レジェンズ出身の千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Facesとは抜群の相性を誇る。千の顔の逆嶋を「東の樹の木霊」のコピーとして戦場に出すと、手札からパーマネントを出し続ける限り能力が交互に誘発するため、手札からマナ・コストが高い順にパーマネントをすべて戦場に出すことができる。以下のような利用が考えられる。
- 雲石の工芸品/Cloudstone Curioがあれば同じ点数で見たマナ・コストで共通する(アーティファクトでない)カードタイプのパーマネントを無限に疑似明滅できる。土地を交互に出せば無限マナとなる。
- 雲の宮殿、朧宮/Oboro, Palace in the Cloudsは自身の能力を起動することで無限に上陸を達成できる。水蓮のコブラ/Lotus Cobraがいれば有色無限マナ、不屈の追跡者/Tireless Trackerなら手掛かりが無限トークンに。
- 切望の宝石/Coveted Jewel+気流の言葉/Words of Windで無限マナ、無限ドロー、無限バウンス。
関連カード
サイクル
統率者レジェンズのレアの単色の伝説のクリーチャーサイクル。いずれも共闘を持つ。
- 誓いを立てた歩哨、リヴィオ/Livio, Oathsworn Sentinel
- 岐路の占い師、エリゲス/Eligeth, Crossroads Augur
- 闇の男爵、センギア/Sengir, the Dark Baron
- 親指なしのクラーク/Krark, the Thumbless
- 東の樹の木霊/Kodama of the East Tree
木霊のメガ・サイクル。いずれも緑単色の伝説のスピリットで、能力に特に共通点はない。
- 南の樹の木霊/Kodama of the South Tree(神河物語)
- 北の樹の木霊/Kodama of the North Tree(神河物語)
- 中の樹の木霊/Kodama of the Center Tree(神河謀叛)
- 東の樹の木霊/Kodama of the East Tree(統率者レジェンズ)
- 西の樹の木霊/Kodama of the West Tree(神河:輝ける世界)
神河物語で「南」と「北」が、続く神河謀叛では「中」が登場。設定上は東・西・南・北・中の五本の樹が存在して季節になぞらえた性格付けもされていた(詳細は公式記事Land of Ten-Thousand Legends/一万の伝説の地 (Internet Archive)を参照)が、神河ブロックでは東と西は結局登場しなかった。その後、時を経た統率者レジェンズで「東」が、神河:輝ける世界では「西」が追加され、17年以上の歳月を経てメガ・サイクルは完成した。