古えの憎しみ/Ancient Animus

2022年11月28日 (月) 10:48時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版

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Ancient Animus / 古えの憎しみ (１)(緑)
インスタント

あなたがコントロールしているクリーチャー１体と、対戦相手がコントロールしているクリーチャー１体を対象とする。その前者が伝説であるなら、それの上に+1/+1カウンターを１個置く。その前者はその後者と格闘を行う。（それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。）

緑にしばしば登場する、おまけ付きの格闘呪文。これは格闘元が伝説ならその上に+1/+1カウンターを置くことができる。

2マナのインスタントはやはり使いやすく、リミテッドでは貴重な緑の除去呪文。ドミナリアの緑は伝説のクリーチャーの枚数が最も少ない色だが、伝説のクリーチャーがいなくとも奇襲的に格闘が行えるだけで十分役立つため、緑を選ぶならまず採用したい一枚。

構築でも、他の除去を採用しにくい緑単色デッキならば十分実用に耐えうる性能と言える。実際に、鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Championを軸に据えたアグロ系のデッキではサイドボードに採用されることがある。

[編集] ストーリー

カーン/Karnは新ファイレクシア/New Phyrexiaを葬り去るべく、ヤヴィマヤ/Yavimayaの地下に眠る強大なアーティファクト、サイリクス/The Cylixの発掘作業を進めていた。だが再生途上にあり意識が完全には戻っていないムルタニ/Multaniは、ドミナリア/Dominariaを守ろうとする本能から樹木のエレメンタルをけしかけ、作業を妨害し続けていた。カーンがサイリクスを見つけ出したまさにそのとき、とうとうムルタニ本体が巨大な姿で現れ、彼らに襲いかかろうとした（イラスト）^[1]。

ムルタニの精神が意識を取り戻そうとするうちに、怒りが体を形作った。