非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy

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Kai Buddeによるインビテーショナルカード変異と、ウィザード生け贄コスト呪文打ち消す能力を持ったクリーチャー

コストこそ掛かるものの、繰り返し使える確定カウンターという骨格は強力。自身もウィザードなので単体でも利用でき、変異経由の奇襲的な打ち消しも可能とあって、非常にテクニカルに働く一枚。本体が2マナ2/1と及第点のマナレシオを有している点も嬉しく、最低限ながら戦闘もこなせる点も優秀。素出ししたほうが基本的にマナは掛からないが、マナ吸収/Mana Drainなど、青でも使えるマナ加速手段を併用する際は変異経由で出されることも多い。

総合的なコスト・パフォーマンスが高く、クロック・パーミッションとの戦略とも合致することや、この他にもデッキならば自然とウィザードが入ることなどから、エターナルではフィッシュなどで採用されることも多い。特に呪文づまりのスプライト/Spellstutter Spriteと併用することで1枚のカードで2回分打ち消せるため好相性。

[編集] インビテーショナルカード

オンスロートに収録されたインビテーショナルカードインビテーショナル01優勝者、Kai Buddeによってデザインされた。

ちなみに元デザインはこんな感じ。


非公式/非実在カード

Wisedrafter's Will(ドラフト上手の意思) (青)
エンチャント(場)

あなたの対戦相手は、手札を公開したままプレイする。
(青)、Wisedrafter's Willを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
(青)(青)、Wisedrafter's Willを生け贄に捧げる:呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


まず、強力過ぎるために3番目の能力のみとされ、さらにクリーチャーを中心とするオンスロートで登場する事が決まったためにクリーチャーに変更された。そして、減らした能力の補填として最新のメカニズムである変異や、クリーチャー・タイプ全体に影響するギミックが導入された。

開発段階では、(1)(青)(青)での放逐/Dismissが検討されていたが、後続のウィザードを連れて来られるのは強すぎるために現在の能力に変更された。最後に、Kai Buddeの意見を取り入れて2マナでパワー2のクリーチャーと決定した。

[編集] 参考

  1. Player Rewards Voidmage Prodigy(Arcana 2003年6月12日 WotC著)
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