秘密を盗む者/Stealer of Secrets
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Stealer of Secrets / 秘密を盗む者 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
秘密を盗む者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。
2/2タフネスが下がったことで除去耐性が低くなり、継続的なブロックに使うのも難しくなった。反面、パワーが上がったことでクロックは大きく上昇し、緊急時の相打ち要員にも向いている。パーミッションのドローエンジンとして活躍した知恵の蛇/Ophidianや泥棒カササギ/Thieving Magpieに対し、こちらはビートダウンないしクロック・パーミッションにおける、アドバンテージの取れるアタッカーとしての役割に適していると言える。
リミテッドでの基本的な使い方は巻物泥棒と同じで、ブロッカーを積極的に排除しながら攻撃を通していくことになる。従来通りの除去やバウンスに加え、白青のメカニズムである留置もサポートとしてうってつけ。また、ならず者の道/Rogue's Passageや飛行術の探求/Pursuit of Flightで回避能力を付与するのもよい。
構築では巻物泥棒の実績がほとんどないものの、打点の高さが評価されれば使われるかもしれない。併用して5~8枚体制を組む手もある。
- 多色化すると手札破壊効果が加わったディミーアの巾着切り/Dimir Cutpurseや全体に効果が広がったトレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trestに、1マナ増えると忍術が付いた深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hoursになる。
- Global Series: Jiang Yanggu & Mu Yanlingでは同型再版のNine-Tail White Foxが登場。
- イコリア:巨獣の棲処では戦闘ダメージ以外のダメージでもカードが引ける泥棒カワウソ/Thieving Otterが登場。細部が異なるが、単体ではほぼ上位互換。
- このカードのマジックロゴの透かしが入ったプロモーション・カードが国内外のいくつかのイベントで配布された(参考1,参考2)。
[編集] ストーリー
行方をくらます能力や野生生物を扇動する能力を持ち、それを窃盗に利用している女性。ギルド/Guildに属してはいないようだが、その活躍ぶりは各方面の注目を集めている。どうやら彼女は「センカ/Senka」という名があるそうだ。
住処さえ分かれば、ディミーアは彼女を雇うだろう。名前さえ分かれば、アゾリウスは彼女を糾弾するだろう。
[編集] 参考
- The Azorius Ten Most Wanted/アゾリウス評議会による重要指名手配被疑者10人(Uncharted Realms 2012年10月31日 Jenna Helland著)
- カード個別評価:ラヴニカへの回帰 - コモン
- ウェルカム・デッキ2017 - コモン