カリスマ/Charisma
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Charisma / カリスマ (青)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーがクリーチャー1体にダメージを与えるたび、カリスマが戦場に出続けているかぎり、後者のクリーチャーのコントロールを得る。
カード名通り、つけたクリーチャーを、戦った相手を心酔させてしまうほどのカリスマ指導者にするオーラ。
青マナのトリプルシンボルなので色拘束がかなり厳しく、青単色デッキ以外では使用は難しいが、青はあまり直接戦闘が得意ではないというのが困り者。登場当時はスタンダードで不実/Treacheryと共存していたのも逆風。
戦闘だけで運用しようとすると、対戦相手は奪われて困るクリーチャーを戦闘に出さないようにするだろうから、ほとんど機能してくれない。ここはティムなどのダメージ能力とコンボしていくのがよいだろう。のたうつウンパス/Thrashing Wumpusやマスティコア/Masticoreはうってつけの相方であり、「カリスマウンパス」や「カリスマ入り青茶単」というデッキも考案されたが、前者は色拘束の厳しさ、後者は「マスティコアが単体で戦場を支配するほど強いのでカリスマが必要ない(オーバーキル)」という構造的欠陥によって実用には至らず、それほど活躍する事なくスタンダードを去っていってしまった。
- 「カリスマ/Charisma」とは、元はギリシャ語で、神の賜物という意味。超人間的な資質のことである。転じて人の心を惹きつける強い魅力という意味もある。イラストは、武芸の達人であるジェラード/Gerrardの軍事指導者としての超人間的資質の表れたシーンといったところか。
- メルカディアン・マスクス発売前後に、「カリスマ美容師」という言葉が流行り、日本人に「カリスマ」の意味が浸透し始めた。カード名が日本語で「神から賜わった才能」という意味に類する言葉に訳されなかったのは、少なからずそう云った背景があるものと思われる。