ハイプードラ/Hydradoodle
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ハイプードラ/Hydradoodle (X)(X)(緑)(緑)クリーチャー ― ハイドラ(Hydra) 猟犬(Hound)
ハイプードラが戦場に出るに際し6面体サイコロをX個振る。ハイプードラはそれらの出目の合計に等しい数の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
到達、トランプル
アーティスト:Mathias Kollros
ハイドラ+プードルでハイプードラ。クリーチャー・タイプもハイドラに加え猟犬を持っている。
ハイドラらしくマナをつぎ込んだだけ強くなる能力を持っているがそこは銀枠、どれだけ強くなるかはサイコロの出目次第。
運が大きく絡むカードではあるが、期待値通りに働けば2マナ毎に+3.5なのでキヅタの精霊/Ivy Elemental系カードの中でも高いマナレシオとなる。数学的には試行回数が多いほど期待値に近い値となる確率が上がるため、できる限り大きなXで唱えて高いマナレシオを実現させたいところ。トランプルを持っているので高くなったパワーを活かしやすいのも嬉しい。
サイコロに関するほかのカードと組み合わせるのもいいだろう。リス力計画/Squirrel-Powered Schemeのようなサイコロの出目を操作するカードならば小さいXでもサイズを上げやすくなるほか、一度に大量のサイコロを振れることに注目して運良く/As Luck Would Have Itのようなサイコロを振ること自体に意味があるカードと組み合わせるのも面白い。
- 一度にX個のサイコロを振るカードは他に古きバズバーク/Ol' Buzzbarkがいるが、あちらはXが大きすぎるとサイコロを振るのが物理的に困難になるという欠点がある。
- このカードのイラストは、飼い馴らされたハイドラ/Domesticated Hydra用に描かれたがボツになったスケッチを流用したものである[1]。
- フレイバー・テキストは「housebroken(家の中で飼えるよう躾けられた)」と「housebreaking(押し込み強盗、家宅侵入)」を掛けた洒落。半分プードルだからといって、こんな生き物を屋内で飼うのはやめよう。
Less housebroken than housebreaking.
押し込み強盗よりしつけられていない。
参考
- ↑ Unstable Scraps, Part 2/『Unstable』のスクラップ その2(Making Magic 2017年12月4日 Mark Rosewater著)