力ずく/By Force
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破壊放題/Shattering Spreeほどではないが、大量のアーティファクトを並べるデッキに対しては非常に効率の良い除去呪文となる。
登場時のスタンダードにはカラデシュ・ブロックのアーティファクトが多数存在しているものの、大量に並べるデッキは少なく、X=1のときのコスト・パフォーマンスで勝るグレムリン解放/Release the Gremlinsが優先されることが多い。
- 日本語版のカード名は「力づく」の方が正しいようにも思えるが、ある物だけに頼って行動を起こす接尾詞としての「-尽く」は現代仮名遣いだと「ずく」と書くので、間違いではない。「力づく」と書くと、応援などで力が付くことを意味する動詞になる。
ストーリー
アモンケットの注目のストーリーの4枚目。この世界の欺瞞を訴えて捕らえられた女性を探していたチャンドラ/Chandraとギデオン/Gideonは、生きた人の手だけが外に出た石棺を発見する。2人が力ずくでその石棺をこじ開けると、中にいたのはまさにその女性、サムト/Samutだった。2人は残りのゲートウォッチ/The Gatewatchも呼び、石棺に閉じ込められていた造反者/Dissenterたちを次々と救出した(イラスト)[1]。
- 日本語版のフレイバー・テキストはやや言葉足らずの訳となっている。「the dissent that's about to happen here」は「ここで今まさに起ころうとしている造反」の意。
"Dissent? Your gods can't even begin to comprehend the dissent that's about to happen here!"― Chandra Nalaar
「造反? あんたたちの神々はこの造反を少しも理解できそうにないじゃない!」― チャンドラ・ナラー
脚注
- ↑ Judgment/裁き(Magic Story 2017年5月17日 Doug Beyer and Alison Luhrs著)