陽焼けした砂漠/Sunscorched Desert
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CIP能力でプレイヤーに1点ダメージを飛ばす砂漠。ピラニアの湿地/Piranha Marshの無色マナ版といったところ。
ライフロスではなく本体火力になっているという違いはあるが、もとより土地を発生源とするダメージに対処できる実用的な手段は限られるため、ダメージソースとしての信頼性はほぼ同じと見てよい。特にこれはアンタップインであるため、テンポを失う事なくライフを詰めていけるのはアグレッシブなデッキにとってより噛み合うものとなっている。
もっとも、色マナを出せないデメリットも相応なので、手放しに採用できるというわけでもなく、特に多色デッキで使うのはためらわれる。基本土地ではないため地勢/Lay of the Land系統のカードでサーチできない、残された廃墟/Ruin in Their Wakeなどと相互作用を持たないという欠点もあるが、荒地/Wastesを採用しているデッキであれば差し替えを検討してみてもよいだろう。
スタンダードでは、既に無色にフォーカスしたデッキがメタの一線から退潮している事もあり、これを搭載したエルドラージアグロや赤単色のビートダウンが稀に見られるといった程度の活躍に留まっている。
- アンタップインであるため、ピラニアの湿地よりはもう少しコンボのルートが増える。例えば領域大工/Realmwrightや虹色の前兆/Prismatic Omenで白マナを出せるようにしてやれば、廃墟の幽霊/Ruin Ghostと珊瑚兜への撤退/Retreat to Coralhelmの撤退で出し入れを繰り返して無限ダメージ。