領事府による拘禁/Captured by the Consulate
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平和な心/Pacifismの亜種である、擬似除去オーラ。攻撃を制限し、対戦相手が唱えた呪文の対象をつけられたクリーチャーに変更する効果も兼ね備える。
敵のアタッカーを黙らせつつ、単体除去や単体強化などを吸い寄せる避雷針に変えてしまう。対戦相手が握っているそれらを手札で腐らせることができ、特に少数のクリーチャーと単体除去に頼ったコントロール寄りのデッキにはよく刺さってくれるだろう。一方、搭乗は許してしまうし機体そのものは封じれないなど、機体を軸にしたデッキには効果が薄い。この手のカードにしては4マナと重いのも評価が難しいところではある。
リミテッドにおいては何はともあれシングルシンボルの除去であり、貴重な除去呪文やコンバット・トリックを潰せるため悪くない。メインから採用してもいいし、相手がそういったカードを多めに使っていると感じたらサイドインしてみてもよいだろう。
- ブロックは制限しない。失念してうっかり攻撃を通してしまいがちなので注意。
- 多人数戦の場合、これをつけられたクリーチャーのコントローラーでない他の対戦相手が唱えた呪文でも、このクリーチャーに対象が変更される。
[編集] ストーリー
故郷カラデシュ/Kaladeshに帰還したチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarは、死んだはずの母親ピア・ナラー/Pia Nalaarと再会する。だが折悪く、その場には改革派/Renegadeの長たるピアを捕らえようとするテゼレット/Tezzeretたちが居合わせていた。ピアは娘を守るため、自ら領事府/The Consulateに投降し、金線の手錠をかけられた(イラスト)[1]。
「これはこれは。悪名高いピア・ナラーではないか。」― テゼレット
[編集] 脚注
- ↑ Renegade Prime/改革派の長(Magic Story 2016年9月14日 Mel Li著)