けたたましく吠えるもの/Shrill Howler

2016年10月3日 (月) 10:40時点におけるSPIT (トーク | 投稿記録)による版

Shrill Howler / けたたましく吠えるもの (２)(緑)
クリーチャー — 狼男(Werewolf) ホラー(Horror)

けたたましく吠えるものよりパワーの小さいクリーチャーでは、これをブロックできない。
(５)(緑)：けたたましく吠えるものを変身させる。

3/1
Howling Chorus / 多重吠え
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 狼男(Werewolf)

多重吠えよりパワーの小さいクリーチャーでは、これをブロックできない。
多重吠えがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、無色の3/2のエルドラージ(Eldrazi)・ホラー(Horror)・クリーチャー・トークンを１体生成する。

3/5

第1面は頭でっかちなアタッカー。壁やブロッカーでは止まらず、早い段階から戦場に出せればかなりのライフをもぎ取れる。変身できなくとも、中堅クリーチャーと相打ちが取れれば御の字だろう。

第2面になるとタフネスが大きく強化され、戦闘ダメージを与えるたびに実用サイズのトークンを生み出すようになる。6マナ出せるようになる時点では相手も戦力が出揃うのでなかなか攻撃が通らなくなるが、緑お得意の強化呪文や装備品を使えば再びブロッカーをすり抜けて殴りに行ける。

問題は変身コストの重さと、変身後のタフネスの高さ以外にこれといって除去耐性を持たないこと。登場時点のスタンダードでは、より軽く同じ回避能力を持ちカード・アドバンテージも得られる棲み家の防御者/Den Protectorと競合しており、そちらのほうが優先される。

除去の確保が難しいリミテッドでは第1面だけでも十分脅威となり、変身後は地上を支え、強化呪文を引いてくれば膠着状態を突破できるようになる、強力なカード。トークン生成が回り出せば勝利も目前だろう。

参考