血清の幻視/Serum Visions
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たった1マナで3枚ライブラリーを掘ることのできる、フィフス・ドーンの優秀なライブラリー操作カード。
ソーサリーではあるがその軽さから扱いやすく、多数のフォーマットで活躍を見せる優秀なカード。ミラディン・ブロック期のスタンダードでは青単の復権に一役買った実績がある。過去にはエクステンデッドや、思案/Ponderの登場前のエターナルにおいて、オプトブルーや青緑スレッショルドなどのゼロックス理論の取り入れられたデッキや、ストームを組み込んだデッキなどのコンボデッキを支えていた。また、ミラディン・ブロック構築やリミテッドでも活躍の機会は多い。
ただし、ソーサリーである点、これによって引くカードは操作できない点のふたつが欠点として挙げられ、それを嫌って採用が見送られるケースもある。特に後者の弱点が大きく、実際、モダンやエターナルでは後に登場した定業/Preordainや思案/Ponderに席を奪われて使用率が減少した。現在モダンではそれらが禁止されたため、手練/Sleight of Handと共に採用される機会が増えている。
- 書かれている順番に処理するため、まずカードを引いた後に占術2を行う。後に登場した定業/Preordainとは逆。
- イラストに描かれている女性はブルエナ/Bruennaであるという説が有力。
- 2015年8月のフライデー・ナイト・マジックで新規イラスト版のプロモーション・カードが配布された(参考/翻訳)。
- モダンを中心に高い需要があるもののコンスピラシー:王位争奪が出るまで再録されることが無く、高額コモンカードの一つとなっていた。