ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel
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無色マナが出るアーティファクト・土地。色マナが出ない代わりに破壊不能を持つ。
土地破壊はおろか、抹消/Obliterateにすら耐えるという頼もしいマナ基盤である。破壊されやすいというアーティファクト・土地の弱点を克服している。酸化/Oxidizeなどによる最序盤の破壊を喰らうことがない上、土地リセットの被害も軽減できる。特に統率者戦では土地リセットが頻発するので一考に値する。ただし、色マナが出ないので土地破壊デッキ対策としてはあまり期待できない(対戦相手は土地破壊呪文を別の土地に唱えればよいため)。
初出時のスタンダードでは、他のアーティファクト・土地と共に親和デッキで使用されたほか、リセットとの相性を活かしてダークスティール抹消などのマス・デストラクション系コントロールデッキにも採用されていた。
モダンではアーティファクト・土地の中で唯一禁止カードに指定されていないため、引き続きモダンの親和デッキで採用されている。
- 空僻地/Glimmervoidとの相性がよい。「色マナが出ない」「維持にアーティファクトが必要」というお互いの弱点をうまくカバーすることができる。
- 世界の源獣/Genju of the Realmとのコンボで強力なクリーチャーとなれるが、スタンダードではダークスティールの城塞が禁止カードに指定されてしまったため実現できなかった。
- 機械の行進/March of the Machinesには無力なので注意。
- フレイバー・テキストの「パノプティコン(Panopticon)」とは円形刑務所のこと。メムナークはパノプティコンと呼ばれる塔からミラディンのすべての動向を監視することができ(見張る者の目/Eyes of the Watcher)、ダークスティールの城塞のイラストはその外面である(→Memnarch and the Panopticon参照)。
2005年3月20日より、スタンダードで禁止カードに指定された。2006年3月20日より、ミラディン・ブロック構築でも禁止カードに指定された。基本セット2015で再録された際には、スタンダードの禁止カードにはなっていない(スタンダードで禁止を経験したカードが再びスタンダードで使用可能なセットに再録されるのはこれが初)。
関連カード
サイクル
- 古えの居住地/Ancient Den
- 教議会の座席/Seat of the Synod
- 囁きの大霊堂/Vault of Whispers
- 大焼炉/Great Furnace
- 伝承の樹/Tree of Tales
ダークスティールでは、無色版のダークスティールの城塞/Darksteel Citadelが登場した。