古の法の神/Kami of Ancient Law
提供:MTG Wiki
2マナ2/2という標準サイズにして、マナもタップも必要なく啓蒙/Demystifyが撃てるという、有用な能力持ち。白ウィニーの戦力としては充分選択肢に入るクリーチャーである。
神河ブロックでは源獣、祭殿などの強力なエンチャントが続々と出ており、かつ構築でエンチャントを投入するデッキも数多く存在したため、使用頻度は予想以上に多かった。
- 神河物語発売直後のプロツアーコロンバス04で、早くもPierre Canaliが使用し優勝した薬瓶親和のサイドボードに投入された実績を持つ。
- 同ブロックで他にエンチャント破壊機能つきクリーチャーとして現実的なものとしては日光女/Nikko-Onnaが存在する。そちらは戦場に出ただけでエンチャントを破壊できるが、基本的にインスタント・タイミングでの破壊が不可能で、しかも破壊したくないエンチャントを破壊する虞がある。これらのことをふまえ、デッキによって使い分けるのが得策である。
- 他の「いにしえ」と訳されている"ancient"は「古え」と表記されているのに、これは「古」。テンプレートが統一されていないことになるが、漢字の送り仮名としてはこちらが正しく、テンプレート変更の可能性も考えられた。しかし時のらせんに収録された古えの遺恨/Ancient Grudgeは「古え」に復古しているので、そうではないらしい。
- 神河ブロックには他にもテンプレートを外れた訳が多数あるので、その一端かもしれない。
- 同型再版としてコールドスナップでロノムの一角獣/Ronom Unicorn(ユニコーン)、ラヴニカへの回帰で叫び回る亡霊/Keening Apparition(スピリット)、戦乱のゼンディカーでフェリダーの仔/Felidar Cub(猫・ビースト)が登場している。叫び回る亡霊はクリーチャー・タイプも一致する。