交感の痛手/Channel Harm
提供:MTG Wiki
1ターンの間自分と自分のパーマネントに与えられるすべてのダメージを、クリーチャー1体に押し付けてしまう呪文。
この手の呪文としては珍しく、軽減は1回だけに限らない。とは言え、普通はこれを唱えると対戦相手はダメージを与えることをためらうため、1回分だけで終わってしまいがち。また、6マナという重さが非常に厳しい。
ルール
- 対象を必要とするため、解決時に対象が不正である場合にはルールにより打ち消される(立ち消え)。軽減も行われない。
- 交感の痛手の解決後には、対象が適正であるかどうかはチェックされない。解決後に対象が呪禁を持ったとしてもダメージは与えられる。また、プロテクションを得たり戦場を離れるなどしてダメージを与えられなくなっても、ダメージは軽減される。
- この効果はダメージを移し変える効果ではない。与え返すダメージの発生源は交感の痛手である。
- 自分がコントロールするクリーチャーを対象にすることも可能だが、交感の痛手からそのクリーチャーに与えられるダメージは軽減されない。
- プレイヤーAとプレイヤーBが、それぞれ互いに相手のクリーチャーを対象として交感の痛手を唱えて双方が解決されたとする。この後、プレイヤーAがコントロールする発生源からプレイヤーB(またはBがコントロールするパーマネント)にダメージが与えられようとする場合、そのダメージは軽減されてBの交感の痛手からAのクリーチャーにダメージが与えられようとするが、今度はAの交感の痛手によって軽減されてBのクリーチャーにダメージが与えられようとする。以下、ループとなってしまう。この場合、どちらかがダメージを与えないことを選択する必要がある。
- ダメージは軽減されているため、どちらが選択しても結果は変わらない。